中央共同募金会では、これまで「赤い羽根福祉基金」を通じて、様々な「生きづらさ」を抱える人々の当事者会や、そうした人々の家族会など、当事者同士の力を活かして行われる支援活動に助成し、その有効性に着目してきました。
当事者会のピアサポート支援事業は、これまでの「赤い羽根福祉基金」による助成事業がめざしてきたものをふまえ、当事者同士の支え合いを通じて、「生きづらさ」を抱えていてもその人がその人らしく幸せに暮らせる社会を構築することを目的に実施しています。
当事者会のピアサポート支援事業について、2020年1月10日~2月12日まで公募を実施し、11事業の応募が寄せられました。
2020年2月26日に開催した審査委員会での協議を経て、3事業への助成を決定しました。
このたび、休眠預金の助成金を活用し、実行団体3団体の活動紹介動画を制作しました。
様々な「生きづらさ」を抱える当事者やその家族などが、当事者の力を活かした支援活動や当事者同士の支え合いを通じて、「生きづらさ」を抱えていてもその人がその人らしく幸せに暮らせる社会を構築することをめざす、各団体の活動を是非ご覧ください。
●公益社団法人認知症の人と家族の会
認知症の人や介護家族がいきいきと自分らしく暮らせるためのピアサポートネットワークの構築と人材育成事業をおこなっています。
●特定非営利活動法人KHJ全国ひきこもり家族会連合会
ひきこもりの本人と家族が孤立しないためのひきこもりピアサポーター養成研修および実践活動の全国展開をおこなっています。
●特定非営利活動法人女性ネットSaya-Saya
DV被害にあった女性とその子どもたちのための支援事業を行っています。