フードバンク活動

団体名 フードバンクISE

都道府県 三重県

助成額 610,000円

活動開始日 2020/10/1

活動終了日 2021/3/31

助成金で行った活動の概要
伊勢市内で学童保育や子ども食堂などの活動をしている『藍ちゃんの家』が伊勢市社会福祉協議会でフードパントリーを開催することになり、そこで支援を実施。支援内容は、お米10キロ、缶詰類 3箱でした。また、団体に対しての寄付としては、沖縄ダルクにお米を20キロ、三重ダルクに30キロをそれぞれ寄付しました。さらには、三重県多気町のシャープ三重工場に派遣されていた約百人の労働者が12月15日付で職を失いました。フードバンクISEとしてユニオンみえの方々と日系フィリピン人のリーダの方と話し合い、食糧を提供することになりました。 ここで、最初の支援の際に、済生会明和病院の方々が病院内で食料を集めていただき、フードバンクISEに支援をしていただきました。そこで頂いた食料も一緒にフィリピン人の方々に寄付させていただきました。その後、計3回の支援を行うことができました。約2500食分寄付することができました。これらの活動ととももに並行して、誰もが無料で参加できる「伊勢こども&オジーオバー食堂」を開催するとともに、生活困窮家庭には個別に食料の支援も行わせていただきました。

活動日数 50

支援対象者実人数 180

支援対象者延べ人数 500

参加ボランティア実人数 2

参加ボランティア延べ人数 2

本助成金による活動の成果
当初は、食料を保存しておくための冷凍庫を購入予定でした。しかし、新型コロナウィルスの感染拡大により多くの方が職を失いました。三重県多気町のシャープ三重工場に派遣されていた方々が職を失ったこともそうですが、それ以外にも個人の方から同じように事情で食料の援助を要請されることが多くありました。そのため、予定していた冷凍庫ではなく、物置倉庫を、冷蔵庫とともに購入させていただきました。冷凍品よりも、缶詰類、麺類などの方が多くの方に支援が可能だからです。そのおかけで、送っていただく支援物資の保管に困ることなく、必要な方に届けることができました。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
昨年の10月に三重県庁廃棄物、リサイクル課の職員の方とフードバンク活動に関しての打ち合わせを行いました。打ち合わせの内容は、現在までのフードバンクISEの活動の状況と、県で計画をしている食品供給システム作成についての意見を聞かせて欲しいということでした。三重県も県内の企業が抱えている未利用食品を、どうにか有効活用したいとことのことで、意見交換をさせていただきました。現時点では、未だに多くの未利用食品があるのですが、それが活用されずに廃棄されているのが現状です。この点、フードバンクISEとしては、これまで以上に多くの支援先を見つけるとともに、継続して運営していくために、いかに運営資金を確保してフードバンク活動を事業化していけるかが課題です。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://ameblo.jp/futatabi22/entry-12654782623.html
https://ameblo.jp/futatabi22/entry-12673403558.html