生活困窮者への食品無償提供活動及び備後地域の食品ロス課題への啓もう啓発活動

団体名 特定非営利活動法人フードバンク福山

都道府県 広島県

助成額 460,000円

活動開始日 2020/9/1

活動終了日 2021/3/31

助成金で行った活動の概要
備後地域の企業、農生産者、個人から余剰食品を無償で提供頂き、賞味期限内に食べてもらう事で、食品ロス削減に貢献していく活動です。この活動を通して関わる提供先団体及び個人に無償提供しています。生活困窮者をしている方がいれば優先して食品を提供しています。また、困窮者自身から当法人へ相談があれば優先して食品を提供しています。食品ロス課題の解決の為、困窮者へ食品をつなぐ周知の為、啓発活動をしています。

活動日数 180

支援対象者実人数 799

支援対象者延べ人数 2558

参加ボランティア実人数 38

参加ボランティア延べ人数 825

本助成金による活動の成果
① 一時保管設備として業務用ホシザキ冷蔵庫、冷凍庫計2機所有しています。第1回助成金を使い設置場所を8月に移動させて頻繁に活用出来る状態になりました。運搬距離のロスを軽減できるようになりました。ただ、3そう200ボルトの電気配線が必要であったことが分かり、9月初旬に工事を行いました。これにより稼働できます。拠点事務所に設置できたことで、受け渡しがスムーズになり、一度の多くの団体に渡せるので食品保存状態を良好に保ちながら渡せるようになりました。 ② ①の冷凍庫冷蔵庫周辺の保管状態、衛生環境を整える為、屋根のひさしを延長したり、雨の吹き込みを防止するための補修を行うことで機械を長持ちさせます。昨秋から今春まで悪天候でも濡らすことなく機械の設置環境は良好です。 ③ 食品運搬用にトラック(1.5トン)、軽ワゴンエブリー、軽トラックを使用しています。運転手、助手の人件費は無償で、ガソリン代も役員自己負担でやってきています。第1回目と同じくガソリン代実費にこの度の助成金を充てることで9月以降も自己負担の軽減になりました。これにより活動の持続可能性が高まりました。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
①~③について、冷凍庫、冷蔵庫の電気代、保守点検費及びトラックの維持、経費は今後もずっとかかる経費です。今回助成して頂いた後も引き続きかかるので、役員の自己負担は助成終了後、かさみます。しかし、今回のガソリン代助成で一時的に負担軽減は図れるので、この間に活動の意義を広く社会に知ってもらい、年会費という形で3千円ずつの寄付を増やし、継続していきます。提供企業さん、個人支援者さんへの金銭寄附の提案を検討し、発信していきます。福山市社協を通じて地元社会福祉法人が組織している協議会へ活動への理解と資金提供を提案し継続できるようにしていきます。地元ライオンズクラブなど慈善事業団体を通じて活動への理解と資金提供を提案し発信していきます。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.facebook.com/Npo%E6%B3%95%E4%BA%BA%EF%BE%8C%EF%BD%B0%EF%BE%84%EF%BE%9E%EF[…]F%BE%9E%EF%BE%9D%EF%BD%B8%E7%A6%8F%E5%B1%B1-100773878531336/