都道府県 大阪府
助成額 1,000,000円
活動開始日 2020/9/1
活動終了日 2021/3/31
助成金で行った活動の概要
2016年11月から毎月月末にサポートしているシングルマザー世帯に食糧・日用品等送付事業(スペシャルボックス事業)を実施している。サポート品は大阪のよどがわ市民生協とおおさかパルコープフードバンクからの提供品とサポーター(支援者)からの寄付で賄ってきており、2020年2月実績は60世帯であった。3月以降コロナ禍により困窮するシングルマザー世帯からの食糧支援についてのSOSが急増し、送付実績は以下となった。2020年3月:78世帯、4月:81世帯、5月:110世帯+自立援助ホームあらんの家+シンママ熊本応援団、6月:113世帯+あらんの家+シンママ熊本応援団+シンママ福岡応援団、7月:115世帯+自立支援ホームミモザへの家、8月:110世帯+ミモザの家、9月:111世帯+こどもソーシャルワークセンター+シンママ豊中応援団、10月:106世帯、11月:117世帯、12月:124世帯、2021年1月:126世帯、2月:132世帯、3月:138世帯+シンママ熊本応援団+シンママ福岡応援団 その他、6月には障害者事業所のパン・お菓子の詰め合わせの「美味しいスペシャルボックス事業」62世帯、2021年2月には大阪の東部市場からの「お魚ボックス」の提供を受けた(130世帯)
活動日数 28
支援対象者実人数 300
支援対象者延べ人数 1890
参加ボランティア実人数 50
参加ボランティア延べ人数 700
本助成金による活動の成果
毎月のスペシャルボックス発送数が多くなったため、これまでの寄付だけでは賄いきれなくなり、本助成金で米と食料品の購入ができ、案いした事業継続ができた。
毎月のスペシャルボックスは単に食が足りるだけでなく、誰にも会えない、誰とも離せない、楽しいことがなにもない中で孤独感を募らせるシングルマザーたちに「あなたはひとりぼっちではない」を伝えることができた。
事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
コロナ禍はもともと不安雇用であったシングルマザーたちの雇用を直撃し、収入大幅減、雇止め、失業に陥る世帯が多く生まれている。「暮らせない」「食費が捻出できない」「子どもたちにお米をたべさせらけない」「三度の食事がとれない」などのSOSが2021年に入っても途切れない。全国でフードバンクやフードドライブが広がっているが、継続的な食糧支援等はコロナ禍が落ち着くまで必須と考えており、2021年は引き続きこのスペシャルボックス事業を継続・拡大していきいと考えている。そのためにも独自財源(主に個人の寄付)と助成金を獲得していきたい。
助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://shinmama-osaka.com/info/305