生活困窮者世帯にお米や缶詰、レトルト食品等を定期的に提供し、経済的自立に寄与するためのフードバンク事業

団体名 社会福祉法人 芳賀町社会福祉協議会

都道府県 栃木県

助成額 1,000,000円

活動開始日 2020/9/1

活動終了日 2021/3/31

助成金で行った活動の概要
新型コロナウイルス感染症等により、仕事が休業、失業し収入が減少した生活困窮世帯に対し、月2回程度、缶詰やレトルト食品、カップ麺などを入れた箱とお米を提供し、利用者の経済的自立に寄与する活動をした。提供日及び提供方法については、基本的には月の第2・第4週の月~金のうち、利用者が希望した曜日に芳賀町社会福祉協議会にてお渡しした。ただ、自力で取りに来るのが難しい方に対しては、利用者宅へ配達を行った。提供数については、箱(1箱2人分)を世帯人数分とお米袋(1.5升)を世帯人数分お渡した。箱の主な中身はレトルト食品4つ、缶詰6つ、カップ麺3つが固定で、町民からの寄付があれば箱に入れた。食品の箱詰めやお米の袋詰め作業については、職員だけでは対応が難しいため、福祉への理解、意識の高い芳賀町赤十字奉仕団の方々(43名、当番制)に月に1回程度、協力していただき、利用者に効率よくお渡しすることができた。

活動日数 77

支援対象者実人数 60

支援対象者延べ人数 720

参加ボランティア実人数 38

参加ボランティア延べ人数 43

本助成金による活動の成果
■コロナウイルス感染症等により生活が困窮した23世帯に対し、継続的な食料支援を行うことができ、利用者の生計維持及び経済的自立に寄与することができた。■定期利用を通し利用者との信頼関係を築き、食料以外の課題の発見や相談機会に繋げることができた。■食品の箱詰め作業やお米の袋詰め作業を芳賀町赤十字奉仕団の方々にお願いしたことで、コロナ禍でも定期的に団員が集まり、交流する機会を作ることができた。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
コロナウイルス感染症の影響等もあり、令和3年3月以降もフードバンクの定期利用を希望する世帯が多く、今後も続けていくためには、食品や補助金の確保が必要となる。今後の取り組みとしては、希望者に対し4月以降もフードバンクの定期利用を実施するのに加え、助成事業機関への申請、町民に対し食料募集(寄付)の依頼及び周知、フードドライブの実施などを実施していく。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://schit.net/hagamachi-shakyo/blogs/blog_entries/view/79/4a917ba33ddb37d44f7f52305856c880?frame_id=72