2024年度 赤い羽根福祉基金 助成決定証書授与式を開催しました

2024年度 赤い羽根福祉基金 助成決定証書授与式を、4月23日(火)に開催しました。運営委員や審査委員が見守るなか、新規助成事業に決定した12団体に対して、本基金の上野谷運営委員長より、助成決定証書が授与されました。

はじめに、中央共同募金会 副会長の古都賢一より、「制度では対応できない様々な『生きづらさ』の課題解決に取り組む赤い羽根福祉基金を通じて、社会を変えていく気運を作り出していきたい。本会も、社会課題解決に取り組むパートナーとして、皆さんの取り組みを支えていきたい」と激励のメッセージが送られました。

続いて、上野谷運営委員長からは、「皆さんの後ろには寄付をしてくださった方々がいることを忘れずに、寄付をくださった方の想いを力にして、思い切った活動をしてほしい。団体同士も、共に社会課題解決に取り組む仲間として、お互いに学びあって支えあい、よりよい活動になっていくことを期待している」と団体へのエールが送られました。

そして、和田審査委員長より、「今年度は、若者や障がいのある方々への居場所づくりや就労支援、職や住居を失い生活に困窮する方々への支援、ほかにも犯罪加害者高齢者の家族への相談支援や親が離婚した子どもの面会交流支援、LGBTQの方々の孤立防止など、従来の福祉課題から境界領域の取り組みまで、幅広い活動の応募があった。皆さんの活動が全国的なモデルとなり、他機関とのネットワーク構築や行政への施策化・制度化への働きかけなど、社会的なインパクトを与えることを期待している」と審査講評をいただきました。

助成決定団体からは、本助成により実施予定の活動内容についてご紹介いただき、終了後の団体交流会では、各団体間で活発な情報・意見交換が行われました。

■「赤い羽根福祉基金」について