ひとり親世帯の子どものための食支援事業と、学習支援に通う子どもと家族の為の食支援事業

団体名 NPO法人羽生子育てサポートキャロット

都道府県 埼玉県

助成額 524,732円

活動開始日 2023/4/3

活動終了日 2024/3/23

助成金で行った活動の概要
フードパントリーは、奇数月第3日曜日午後1時から3時に実施しました。当日来られない家庭には、事前に連絡を取り希望の日時を聞き後日渡しました。また乗用車のない家庭には、当日家庭を訪問し届けました。昨年より徐々に増え現在は、ひとり親世帯等、49世帯143人を対象としてお米、レトルト食品、お菓子、カップ麺など常温で保存出来る物と今回の助成金で生活用品、生理用品を配付することができました。 子ども食堂は、毎月第4土曜日学習支援後にお弁当を配付しました。学習支援に通う子ども(生活困窮者家庭・不登校生・養護施設の子ども・ひとり親家庭の子ども)41人とその家族合計65人にお弁当を渡すことができました。 また小学生を対象として夏休みクールシェア3回、冬休みウォームシェア1回の活動を実施しました。子ども達は、学習タイム・異年齢交流など楽しい1日を過ごし子ども食堂として、子ども68人の子どもと会食、35人の子どもにお弁当を配付することができました。

活動日数 20日

支援対象者実人数 283人

支援対象者延べ人数 1,356人

参加ボランティア実人数 24人

参加ボランティア延べ人数 162人

本助成金による活動の成果
助成金をいただくことにより、フードパントリーでは、利用者の皆様に生活用品、生理用品を配付することができました。「物価高騰の中、トイレットペーパー、ティッシュペーパーは、必需品で買わない訳にはいかないので本当に助かります。」と多くの声を聞くことが出来ました。また、生理用品を配付することで最低限の衛生環境を守ることが出来ました。利用者様のアンケート結果で、いただいて嬉しかったランキングに上位に入っていました。子ども食堂では、お弁当用パックを買わせていただきました。昨年より利用者も増え、お弁当パックも値上がりしたのでとても助かりました。交通費にも使わせていただきました。埼玉県内で最北ですので遠くまで寄贈品をいただきにいかなければなりませんでした。今までは、自腹で払っていたので、ボランティアの皆様も、活動することに意欲がわいたと喜んでいました。私たちが明るく活動することで利用者の皆様にもより一層寄り添うことができました。そして子ども達の笑顔が見られることが生き甲斐になってます。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
利用者は、回を増すごとに増え、寄贈品の量は、徐々に減っています。地産地消といいますが、なかなか寄贈者を探すことが難しいことと、私たちメンバーも年々年をとり、活動事態が難しくなっています。羽生市の行政とは、連携をとっていますが、プライバシー保護の観点から今、近くに孤立した家庭、経済的に困窮している親子がいても見えにくいです。こうした中で、地域から孤立している家庭が増えています。行政ともより一層連携して地域の大人が気軽に声をかけあえるつながりを広げ、寄り添う支援の輪を広げていきたいと思っています。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.carrot-kosodate-hanyu.com/%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88/



寄付してくれた人へのメッセージ
コープ未来組合員の皆様のおかげで今年度の活動が、無事に終えることが出来ました。直接利用者の皆様の声を届ける事は出来ませんがとても感謝いたします。利用者だけで無くスタッフ全員、ボランティアの皆様の心から感謝いたします。『どの子も、自分の未来を自分の力で切り開いていってほしい。親の経済的な理由で夢や希望をあきらめないで」と願いながらこれからも活動していきたいと思います。