都道府県 埼玉県
助成額 980,000円
活動開始日 2023/4/1
活動終了日 2024/3/31
助成金で行った活動の概要
行田市社会福祉協議会では平成27年度の生活困窮者自立支援事業の受託に伴い、生活困窮者への支援のツールとしてフードバンクを開始。その後コロナ禍を背景とし、フードパントリーを年4回開催。フードパントリーの開始当初は年4回の実施であったが、令和3年度より新型コロナウィルスの影響を受け、失業または減収してしまった世帯やひとり親世帯への支援を目的とし、毎月2日間の実施を行ってきた。配布する品物はフードドライブにおいて市民の方や市内の企業からの寄付された品物を中心に配布している。ドライブにおいて食料品だけでなく、日用品の寄贈も多くなってきたことから名称を「ライフ&フードドライブ」「ライフ&フードパントリー」と改め、現在に至る。令和5年度においても、毎月2日間でライフ&フードパントリーを実施。約50世帯に対し、食糧品・日用品の配付を行った。令和5年度における対象者は生活困窮世帯及びひとり親世帯を中心とし、実施日においては配布のみでなく、簡単な面談も行うことで生活相談を兼ねている。相談内容や必要に応じ、当会で実施している生活困窮者自立相談等の相談窓口へつなぎの役割を担っている。
活動日数 24日
支援対象者実人数 127人
支援対象者延べ人数 1,457人
参加ボランティア実人数 6人
参加ボランティア延べ人数 6人
本助成金による活動の成果
玄米保冷庫を購入することで夏季時期にフードドライブで集まった米類の保管が可能となり、毎月のパントリーで安心なお米を配付することができた。助成金により台車の購入もでき、30Kg単位で寄贈いただいたお米の運搬が容易となったため、お米の受け入れも増やし、昨年までは2Kgずつであったお米の配布を5Kgずつに増やすことが可能となった。 助成金では食料を中心に購入した。当会ではフードドライブ事業も同時に実施しているが、品物には多種に及び、またまとまった数も集まらないため、50世帯に対しての品物にばらつきがあったが、食料品を購入することで50世帯に対し平等かつ安定した量の食糧を配付することが出来た。購入品には調理工程が省略できるレトルト食品を提供することで家事負担を軽減できるような食品を選び、子どものいる世帯においては、学校の長期休みの期間子どもでも調理が容易な食品等、生活環境を考慮した食料品を購入することができ、利用者からは喜びの声が多く聞かれた。こうしたフードドライブで集まりづらい品物を購入することで多種多様な品物の配付ができ、経済的な面だけでなく、世帯構成や生活環境面に考慮したパントリーを実施することができた。
事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
年数を重ね、利用者が固定化されてきており、それに加え新たな利用希望者も増えてきている。 年に1度アンケート調査の実施、また面談時には家計状況、就労状況、生活状況の変化の聞き取りを行うことで、困窮度合等の確認を行っている。それにより緊急性、逼迫性の低い方に対し、定員を超えてしまう場合にはお米のみの配付などの対応を行う予定である。また市内で同様のパントリーや子ども食堂実施団体との連携をとり、相互の協力関係を深めている。
助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.facebook.com/gyodashakyo/posts/pfbid0siFKGR7HTyx9kCndsrnKNauy4TgPx2dkzWJ46NdEpfZtejHYtKzzAgyJU1UHAyLJl?__cft__[0]=AZXnWIBHzMpn3_A2tIHIYqjck90mssFCd2AxLNp2r7lqvu2Kq-kF4CQ3qa3FpiwJpfeCxGxxVCtGwWZI6kUEb9r_TnFmLBEnLiK36t2Pd6PhCGI20DqbWB98MDHWY_NKmkYf39ARWEPmg86rLtpZFtHu&__tn__=%2CO%2CP-R
https://www.facebook.com/gyodashakyo/posts/pfbid0vWrwhRYoeRzbfV8HuNEDBJAB4m5LoTx4WENH6pdcsz9fWrXXS2QTfKZ9QiVfsyzbl?__cft__[0]=AZWRmaEq_gEheys9L6XodeMaXyPVHZ4b3I0P0ag1n8TfwTYafL69rh5sZCsu5W-DA6YtdEZMmMYIszDCasQZaKeb-ZaMOwHaBtanUhVP7znsxLq5Tmh1fH9KRMT-KwITDjRui_-AoJ3bLDndGRV7i0Op&__tn__=%2CO%2CP-R
寄付してくれた人へのメッセージ
皆様からのご寄付により、生活に困窮している方やひとり親世帯への支援として、食料品、日用品を配付させていただきました。 私達のライフ&フードパントリー事業では配付のみでなく、生活相談も同時に実施しています。 またお困りごとを聞き取ることで、必要な制度の御案内や就労支援へおつなぎする機会も多くあります。 このように皆様からの御協力が、生活にお困りの方の食糧支援だけでなく、生活の立て直しに繋がっています。 また、お渡ししている品物は地域の方からの寄贈品もあれば、「子ども・子育て支援助成」の助成金により購入しているということをお伝えすることで、地域の方との支え合いやつながりを感じていただいています。 いつも御協力いただきましてありがとうございます!