生活困窮者の為の無償食品提供活動

団体名 フードバンク福山

都道府県 広島県

助成額 550,000

活動開始日 2020/3/1

活動終了日 2020/8/31

助成金で行った活動の概要
備後地域の企業、農生産者、個人から余剰食品を無償で提供頂き、賞味期限内に食べてもらう事で、食品ロス削減に貢献していく活動です。この活動を通して関わる提供先団体及び個人に、生活困窮者を支援する活動をしている方がいれば優先して食品を提供しています。また、困窮者自身から当法人へ相談があれば優先して食品を提供しています。

活動日数 154

支援対象者実人数 623

支援対象者延べ人数 3,648

参加ボランティア実人数 35

参加ボランティア延べ人数 789

本助成金による活動の成果
■運搬用車両燃料費について 7年間の活動で、受け取り量が倍々に増えてきており、運搬車両のガソリン代を役員の自己負担でまかなってきたのが重くなってきていたところでした。半年間の一部の燃料費の助成ではありますが、付けて頂いたことで、自己負担の軽減につながり活動の持続可能性が高まりました。 ■ポータブル電源機、保冷庫、保冷剤購入について 毎週月曜~土曜の毎朝企業Dさんから昼食弁当用おかずの余剰食材を提供頂いてきました。要冷蔵でした。毎月1~2回企業Iさんから冷凍おかず(一人食べきり真空パック)を提供頂いてきました。要冷凍でした。購入備品のおかげで、運搬時の冷蔵冷凍を維持することができ、衛生上安全上の環境が向上しました。保冷剤は協力頂いている約20団体へ、その団体が運搬時に使えるよう配布しました。保冷を維持するのに役立ってきました。 ■ホシザキ冷凍冷蔵庫移送について 企業DさんやIさんからの余剰食材提供時、配布するにあたり天気や曜日のめぐりあわせなどで、受け取った当日中に配り切れない時があります。その際の一時保管場所として、使い勝手しやすい場所に移せたことで運搬距離のロスを減らすことができました。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
車両(1.5㌧トラック、軽トラック、軽四等)の維持経費は助成頂いた後も、毎年毎月かかるものです。継続した活動をしていく為に、これまでの活動の成果と意義を、企業さんや協力団体により一層認識してもらい、金銭寄附の提案をしていく必要があります。地元福山市社協やライオンズクラブ等のボランティア団体へ寄付の検討を提案していきます。