新型コロナウイルス感染症防止の影響を受けた生活困窮者を中心に食で支援するためのフードバンク事業

団体名 美浦村社会福祉協議会

都道府県 茨城県

助成額 100,000

活動開始日 2020/3/1

活動終了日 2020/8/31

助成金で行った活動の概要
 経済的理由により生活が困窮した世帯を対象に、フードバンク茨城(牛久市)や、カスミ(スーパーマーケット)、きずなBOXにより頂いた食材を提供することで、食の面から生活支援を行ってきたが、コロナウィルス感染症防止拡大のため、収入が減る・職を失うなどの理由で、食材を希望する世帯が急増し、これらの寄付だけでは賄えなくなりつつある。 また、寄付のため食材の種類を選択することができず、受給者のニーズを満たせない部分もあった。 そこで、社会福祉協議会自ら、今まで数が不足していた食材(ラーメンやカレー粉など)や、寄付でもらえなかった食材(幼児のための粉ミルクなど)等を、本助成金を活用して提供することで、より一層受給者のニーズに沿った支援を行う。

活動日数 123

支援対象者実人数 128

支援対象者延べ人数 222

本助成金による活動の成果
当助成金のおかげで、食材を257,343円分購入することができ、支援を必要とする人たちに不足なく食料を提供することができた。(※不足分は当会で支出) <内訳> 白米 135㎏、レトルトご飯 40食、 ラーメン(袋麺)1210食、 カレー粉 198箱(1,584皿分)、レトルトカレー 10食、 ふりかけ(大袋)243袋、 味噌汁(8~10個入)192袋、 缶詰 391個、 スポーツドリンクの粉 450袋、 粉ミルク(大缶)18缶、 子供用菓子(詰め合わせ)30袋、 水 12リットル、 米配布用ポリ袋 220袋

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
コロナ禍の中、提供を希望する者は事前の予想以上に多く、予算150,000円に対し、決算が257,343円。執行率は171%と、大幅に予算額を上回った。コロナ収束のゴールが見えない中、今後も同事業を継続して実施する必要があり、現在も継続中である。今後の課題は財源の確保で、助成金の活用や事業の見直しにおける予算組み換え、フードバンクの活動PRによる、食材寄付の増加など、事業継続のための取り組みを行う必要がある。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
http://www.mihoshakyo.jp/news.php?code=518