都道府県 岡山県
助成額 630,000
活動開始日 2020/3/1
活動終了日 2020/8/31
助成金で行った活動の概要
■フードバンク・フードドライブ活動:ドライブスルー形式の食料配布 / 行政・岡山県教育委員会のスクールソーシャルワーカー(SSW)との連携により、ひ とり親家庭・生活困窮世帯に食料・日用品配送 / 行政・学校・企業・各種団体等と連携し、「一人ではないよ」と寄りそうことによる「安心感」の提供を長 期的に行うことで、精神的な安定により、自らエンパワメントし、自立をめざす機会となる。フードバンク活動の周知を行い、食料等を必要としている課題のある家庭に食品が届く仕組みを構築する等、連携し生活困窮世帯への仕組みを構築する。
■ひとり親家庭・生活困窮世帯対象のオンラインによる学習支援、及び生活の悩み、不安を感じている親の相談窓口開設:オンラインによる学習支援及び親の相談窓口
■DV被害者支援
■親子の自立をめざし、安心生活の提供:母子家庭の共同住宅シェアライフ「ハーモニーはうす」
活動日数 125
支援対象者実人数 31
支援対象者延べ人数 146
参加ボランティア実人数 10
参加ボランティア延べ人数 186
本助成金による活動の成果
■ドライブスルー形式の食料配布:新型コロナウイルス感染症による影響の長期化に伴い、収入減、仕事もなくなるひとり親家庭が増加してきている。「こども食堂」の開催もできない中、ドライブスルー形式による食料品・日用品配布及び宅配を実施した。
●日時:2020年5月24日(日)・6月28日(日) 場所:認定NPO法人ハーモニーネット未来事務所 / 対象者:以前よりつながっているひとり親家庭、さらに行政・学校・放課後児童クラブ・SSW・支援団体等の紹介による親子
●食料品はフードバンク・フードドライブ活動を活用・足りない食料品・日用品は購入
●配布方法:ドライブスルー形式にて配布。ドライブスルーに参加できない家庭には宅配。
■活動による効果・課題:山陽新聞に掲載され、また笠岡放送にも取り上げられたために、フードバンク・フードドライブ活動を住民に周知することができ、フードドライブ参加申し込みがあった。食料や日用品等を配布した親子に大変喜ばれ、暮らしが少し潤うことで気持ちの余裕ができるとコメントがあった。フードバンク・フードドライブ活動が周知されることで集まってきた食品を保険する倉庫設置、精米機購入できたことはありがたい成果であった。
事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
■行政・SSW(スクールソーシャルワーカー)・社会福祉協議会・支援団体等と連携し、ひとり親家庭・生活困窮者等に毎月1回、食品・日用品の提供を行っております。課題は食品等が足りないのが現状です。給食がなくなった時もであるが、お米は毎日必要であり大変喜ばれるものであり、その他食品・日用品等はフードバンク・フードドライブ活動だけではまかなえないのが現状である。また、子どもが生まれた人にはミルク・紙おむつ等が必要であり、そのために必要なものを購入することも多くあります。フードバンク・フードドライブ活動の周知、同時に必要としている人への情報提供。また人と物とをマッチングしていくコーディネーターの人件費等も重要であり、行政・企業・多くの市民と力を合わせて、「おなかいっぱい食べる幸せ」の提供をしていく必要性を実感している。■現在支援している家庭はまだほんの一部であると感じている。必要としている親子にこの支援が届くしくみを行政や専門機関と一緒に構築していくこの重要性を実感している。
助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://hamomira.or.jp/foodbank.html#akai