大学生等の食料支援のための事業

団体名 Heart34

都道府県 神奈川県

助成額 509,319

活動開始日 2020/4/20

活動終了日 2020/8/31

助成金で行った活動の概要
 3月上旬ころより、全国的に新型コロナウィルスの感染拡大化と病状等が報道されるようになり、厚木市自体は東京と比較的近距離の位置にあり、厚木市も様々な具体的な感染予防を講じるようになった。 4月に入るとコロナはがますます増大傾向となる。特に大学生等(専門学校生)はアルバイト先の休業、親の仕送りの減額や中止、郷里に帰省することもできず、また友人との交流のできない。特に経済的援助の窮状を大学に訴える学生が出てきているとの情報が「フードバンクあつぎ」に入り、当法人は急ぎこの対応策を講じ、大学生等の食料支援活動事業を実施することになった。 ①1回目の大学生等の食料支援(5月21.22.23日)  小学校も休校となり給食用に備蓄してある米が廃棄処分になることの情報のを得て、これを「フードバンクあつぎ」に寄付をしてもらい(約1100kg)これを主体にし、また企業・市民から食料寄付を募り約5,000kgの食料・飲料を確保し、厚木市に関係する学生等に5月21.22.23の3日間食料を配布した。食品受け取り数679名 ②2回目の食料支援(5月27.28日)  新型コロナウイルスの影響で、輸出関連企業も輸出が出来なく大量の牛乳パルクが廃棄されるので、これを役立てて欲しいとの要望があり、総量(22cc2ダース入り4ブロック=1ケース)124ケース 1240kgが入荷 これも大学側に連絡し学生へのメール配信で牛乳を主体にインスタント食品等を合わせ食料支援をした。  食品受け取り数152名 ③3回目の食料支援(7月26日)  活動自粛帰省等は叙情に和らいで来ているが、まだ学生は正常の授業は開催されず、いまだに校内にも入れない大学がある。依然大学生の生活は厳しいものがある。此のころに企業等の災害用備蓄品の交換時期が来ているとのことで、これを寄付してもらい生活困窮する学生に食料支援をするに至った。 食料品はレトルト食品が中心でその他市民の寄付による缶詰類、飲料水が中心となる。食品受け取り数114名

活動日数 26

支援対象者実人数 945

支援対象者延べ人数 1,366

参加ボランティア実人数 11

参加ボランティア延べ人数 118

本助成金による活動の成果
本助成を受けて 大学生食料支援活動は「赤い羽・本根助成金」の申請前から活動をしていたが、すべての活動はボランティアの活動で賄うしかなく、全くの手弁当での活動であったが、この本助成で多少の謝礼ができたことが法人としてとてもありがたいと感じた。 また、フードバンク事業の備品類が不足していたので本助成で賄えたことが非常に助かりました。フードバンクあつぎのホームページを作り今後支援に関する多くの情報を発信で来ることの成果は非常に大きいと思います。 

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
大学生対象の支援活動については、大学側の体制が重要と考えられる。今回のコロナの場合には、学生が校内に入れない状況下にあり、学生達にいかに早くこの情報を伝達・周知させるかが大きな課題である。 最初の1.2回はこのような支援活動が学生たちに伝わらず3回目の支援時に初めて情報が伝わったようなこともあり、特に新入生で地方から来ている学生には情報が行き届かなかったようである。 今後、再び緊急事態(自粛状況等)が起こりうる事態に備え、大学等はさらなる連絡網を整備すべきべはないか。 また、大学により学長代表で丁重な学生支援についての礼状を頂く大学は数校。また全くそんな素振もない大学も、こちらが多いのが最高学府としての立場で教育機関であることが気になる。 今後も、コロナ禍状況が続き4・5月の再来があるようであれば学生支援を再開する予定でおります。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://goudoukaisha-taiyou.webnode.jp/a2020%e5%b9%b4%e5%ba%a6%e3%83%95%e3%83%bc%e3%83%89%e3%83%90%e3%83%b3%e3%82%af%e3%81%82%e3%81%a4%e3%81%8e%e3%80%80%e3%81%94%e5%88%a9%e7%94%a8%e6%a1%88%e5%86%85/