国内フードバンク団体の取扱量増加のための食品寄贈推進事業

団体名 全国フードバンク推進協議会

都道府県 東京都

助成額 973,269

活動開始日 2020/11/1

活動終了日 2021/3/31

助成金で行った活動の概要
本助成事業は、増加し続ける食料支援のニーズに対して、全国各地のフードバンク団体に対して食品寄贈のマッチングを行うことで、各団体の食品取扱量を増加させることを目的としている。 助成事業において、増加し続ける支援ニーズに対応するため食品企業へ食品寄贈の依頼を行い、全国各地の加盟フードバンク団体に食品寄贈のマッチングを実施した。 寄贈1件あたりの平均寄贈重量は約2トンで、寄贈1件あたりの平均寄贈団体数は約10.6団体となっていることから、1団体で受けきれない規模の食品寄贈をネットワークを活かし分散することで、大量の食品寄贈を受け入れることができた。 

活動日数 84

参加ボランティア実人数 6

参加ボランティア延べ人数 112

本助成金による活動の成果
助成事業の期間中、34の企業・団体から延べ61回の食品寄贈を全国の加盟フードバンク42団体にマッチングすることができた。 寄贈をマッチングした食品重量を金額に換算すると、 121,568Kg✕600円(1Kgあたり)=72,940,800円分の食品に換算することができ、事業費に対して効率的な支援活動を行うことができた。 また、弊会の食品寄贈のマッチングは寄贈元企業・団体から現場のフードバンク団体までなので、その先の支援世帯数までは正確に把握することはできないものの、1世帯あたりの食料支援重量を10Kgだと仮定すると、本助成事業でマッチングした食品寄贈重量は、12,156世帯分の食料支援件数に換算することができる。 以上のことから全国の加盟団体の食品取扱量の増加に貢献することができ、結果として生活困窮世帯への食料支援の継続や増加にも貢献することができた。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
新型コロナウイルス感染症の影響で、現場のフードバンク団体としては、行政や社会福祉協議会を通じた生活困窮世帯からの食料支援の依頼件数が減っておらず、また加盟フードバンク団体の数も昨年の38団体から現在47団体まで増加しており、サポートが必要なフードバンク団体も増加している。増加し続ける支援ニーズに対応するために、今後も全国の加盟フードバンク団体への食品寄贈のマッチングは必須であるため、本助成事業で得られた実績を活かして、新たな食品寄贈企業の開拓を行っていきたい。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.facebook.com/foodbankalljapan/