シングルマザー家庭のためのフードバンクパントリー事業

団体名 子育てパレット

都道府県 東京都

助成額 680,000

活動開始日 2020/6/1

活動終了日 2020/8/31

助成金で行った活動の概要
足立区在住のシングルマザー(生活保護世帯と正規社員として働く世帯の間の非正規雇用等不安定でありながら納税対象者、離婚調停中や別居中でひとり親支援が受けられない世帯、D Vなどから非難している方)を対象とし、セカンドハーベストジャパンからの食品を人数分に分け、取りにきた対象者に配布するパントリー活動。

活動日数 8

支援対象者実人数 250

支援対象者延べ人数 625

参加ボランティア実人数 40

参加ボランティア延べ人数 40

本助成金による活動の成果
感染対策(密をつくらない)の観点から受取り人数の制限、ボランティア人数を減らさなくてはならず、お断りや予約先送り、足立区内他のパントリーを紹介などせざるを得ない状況が今回の助成金を活用できたことで大きく改善された。受取り枠を超えてしまった方には常温品のみ宅急便で配送。 仕事のシフトが削られたり、決まっていた仕事が白紙になったりなどのきつい状況下のシングルマザーにとって 少しでも食の心配は軽減することに繋がった。 中でもと荷紐解きする際に子どもの目が輝いた、という報告が多くあり、この困難な状況の中で 親子の優しい時間を過ごすことにもつながる成果を得た また、食品とともに地域の情報案内を同封、手渡しすることで日頃地域情報に触れることが少ないシングルマザーに必要な情報を必要なタイミングで提供することができたことも成果といえる。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
①利用人数が増えたこと、コロナ禍で利用者との接触を避け、極力距離をとることを徹底しなければいけないことで 従来のような利用者とのコミュニケーションは減った。 前から利用していた方とは別室で距離を取りながら相談に乗ったり、受取り時間に「どう?最近?」などの話は していたが、新規の方とはそこまでの話す時間が取れず、提供に必死ですべての方の顔、今どんな状況かを把握 することができなかった。→face to faceの関係を作れない、ただ提供するだけの関係の方が増えてしまったので今後、人数を適度にしたり利用頻度の見直しを図り、一人一人と向き合える関係づくりに戻していく。 ②また予約も情報を出来るだけ平等に行き渡るようにし、予約開始日1時間で埋まってしまうなどの事態が起き 本当に必要な人が予約が早い人と限らず、見落としていないか不安になった →状況がわかるような方法を見出したい。①のようなことである程度は把握可能 ③同じ区内のフードバンクの情報連携の確立も不可欠なので情報をひとまとめにしてわかりやすく共有できる仕組みを確立したいと思います。→サイトなどでわかりやすく発信。情報共有に努めていく

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://kosodatepalette.jimdo.com/foodbank/