フードバンク事業

団体名 伊岐須会館管理運営協議会 ふれあいフードバンク飯塚

都道府県 福岡県

助成額 309,163円

活動開始日 2020/10/4

活動終了日 2021/3/31

助成金で行った活動の概要
新型コロナウイルス感染拡大を受け、失業者や生活困窮者等が増えている現状から、飯塚市内の二瀬・鎮西地区を中心に母子・父子家庭や独居高齢者、外国人留学生等を対象に食の支援としてフードバンク事業を行うこととしました。食品ロスという社会問題を解決しながら、公的支援から漏れる方や職についていても厳しい生活状況におられる方も少なくなく、それらの課題にフードバンク活動が役割を果たすと考えたからです。地域の自治会や小中学校の協力を得て、周知を図るため、広報チラシを配布しました。当初100名ほどでしたが、年末の年越しに向け飯塚市・福岡県嘉穂農業協同組合様から米の寄贈があり、一人10キロの提供をしました。そのような取り組みが読売新聞九州版やNHK福岡放送局のロクイチなどで当ふれあいフードバンク飯塚が取り上げられました。ホームページも作成し、その後現在150名の方が登録しています。月に1回定期的にフードバンクを実施しています。また、地域の中学生の放課後学習会やしょうがい者施設・介護施設からも支援要請があり、支援を行いました。多くの方から感謝やお礼の言葉頂き、実施している我々も多くの勇気を分かち合うことができました。食品の寄贈をして頂ける企業様も少しずつ増えて来ています。

活動日数 14

支援対象者実人数 150

支援対象者延べ人数 850

参加ボランティア実人数 14

参加ボランティア延べ人数 90

本助成金による活動の成果
新型コロナウイルス感染拡大を受け、失業者や生活困窮者等が増えている現状から、母子・父子家庭や独居高齢者、留学生等を対象に食の支援としてのフードバンク活動を行うこととができたのは、赤い羽根新型コロナ感染下のフードバンク活動応援助成により、継続的・計画的な活動ができたと思っています。食品の引き取りや運送をはじめ、食品の中でも冷凍食品も多く、業務用冷凍庫は必須のものであり、赤い羽根の助成で購入できて大変助かりました。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
コロナ禍の中で、様々な社会・経済問題が起きており、とりわけ貧困問題はますます大きな課題となっています。公的支援だけでは十分に解決できないと思われます。持続可能な社会の確立のためには、社会全体で解決するしかなく、フードバンク活動も一つの解決策だと思われます。誰一人も見捨てないとという社会をつくることが大切だと考えます。しかし、フードバンク活動に理解が進んでいないのも現状です。フードバンク活動を継続し、多くの市民の皆さんに広めていくことが重要だと思います。さらにフードドライブや様々な食育の取り組みを通して、利他の精神を社会全体的に広げることが、コロナ禍の中今回の取り組みであらためて感じました。公的支援を受けられない多くの人や人とのつながりが厳しい状況にあっても、社会全体で支える仕組みを続ける取り組みを行っていきたいと思います。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.xn--l8je9lrd4hzfybyb6u5c9749cp7vh.com/