新型コロナ禍での子どもやその家族、地域のための ごはん応援事業 及び 子どもの居場所づくり事業

団体名 どんぐりの輪

都道府県 三重県

助成額 315,653円

活動開始日 2021/3/6

活動終了日 2021/3/31

助成金で行った活動の概要
今回のフードバンク活動の助成を受けて、どんぐりの輪では「くわな子どもごはん応援隊」を実施しました。「くわな子どもごはん応援隊」は新型コロナによる休校中にはじまりました。休校中に行われた2回の「くわな子どもごはん応援隊」も、赤い羽根共同募金の「第3回臨時休校中の子どもと家族を支えよう 緊急支援活動助成事業」の助成を受けて、どんぐりの輪でできることを考えはじまった活動です。どんぐりの輪では、子どもの権利条約を通じて、子ども達の主体的な”遊び”と”学び”を最も大切にしています。子どもにとって遊ぶことは生きることそのものです。新型コロナ禍であってもそれは変わらず守られなければならない子ども達の権利です。「くわな子どもごはん応援隊」を実施することで子ども達のおなかを満たすだけでなく、心も満たしたいと思っています。新型コロナ禍で経済的に困窮した家庭の子どもたち、特に共働き家庭やひとり親家庭など困り感をかかえた家庭、外国人家庭など境遇を問わずに届くようにと、どの子どもでも配布することでできる限り受け取りに来やすいようにしました。地元のおむすび屋さんと神社のご協力の下、安心安全ですぐに食べることのできるおむすびセットとお茶を配布しました。配布する際はできる限りの感染防止対策を行い、屋外の神社をお借りしました。神社で配布したことにより、その場で食べることができ、食べた後に神社の広場や森の中で遊ぶこともできました。子ども達の居心地のよい居場所づくりも兼ねてでき、「くわな子どもごはん応援隊」の活動を通じて地域の子ども達や家庭に必要な支援が届いていったと思います。 「くわな子どもごはん応援隊」三重県桑名市安永 城南神社にて 3/6(土)3/26(金)3/30(火)3/31(水)開催

活動日数 4

支援対象者実人数 150

支援対象者延べ人数 300

参加ボランティア実人数 6

参加ボランティア延べ人数 24

本助成金による活動の成果
第2回フードバンク活動応援助成を受けて、休校中に生まれた「くわな子どもごはん応援隊」の活動を引き続き継続することができました。休校中の「くわな子どもごはん応援隊」はパン屋や工務店のご協力の下、配布するだけでした。今回の「くわな子どもごはん応援隊」は城南神社のご協力の下、配布し、飲食できる場所とその後子ども達が居心地のよく遊べる居場所も作ることができました。新型コロナ禍ですので、感染防止対策をできる限り行いながら、この地域の子ども達や家庭に必要な支援が届いていったと思います。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
「くわな子どもごはん応援隊」を実施するどんぐりの輪の活動メンバーは子育て家庭です。「くわな子どもごはん応援隊」を計画実施するのに大変な労力を必要とするのでメンバーの増員が課題です。また配食数を応募時に計画するより増やさないとすぐに配布終了してしまうと計画時に予想されたので活動回数を減らしての実施となりました。結果的には活動回数を減らし一回の配食数を増やしたことは来てくれた子ども達に程よく配布できたので良かったと思います。今後は子ども達の居場所づくりを広げていくような活動を継続しながら、今回のようなフードバンク活動応援助成があれば活用させていただき、子ども達のおなかも心も満たすようにしてゆきたいと思います。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://ameblo.jp/dongurinowa2019/entry-12665856417.html