生活の厳しいひとり親家庭への食料支援事業

団体名 にいがたお米プロジェクト

都道府県 新潟県

助成額 1,000,000円

活動開始日 2020/12/14

活動終了日 2020/12/25

助成金で行った活動の概要
第3期にいがたお米プロジェクト(2020年12月~2021年11月)に応募していただいた新潟市東区・中央区・西区在住の児童扶養手当受給世帯へ「歳末ひとり親家庭支援食料便」と題して食料支援を実施しました。新型コロナウイルス感染症の影響が継続している中、経済的・精神的な支援を実施することが目的であり、年末年始は出費がかさむことからピンポイントの支援を目指しました。結果、ひとり親家庭518世帯。(新潟市東区186世帯・中央区155世帯・西区177世帯)への支援を行うことができました。総数が多いことから、様々な団体からご協力をしていただき、実施することができました。西区は、地元スーパーさまと連携をして食料品を安価に提供していただき、パッキングと発送準備をしていただきました。食料品の購入資金は、赤い羽根共同募金会さまからの助成金を充てました。中央区は、新潟県フードバンク連絡協議会さまと連携し、食料品の調達からパッキングまでご協力いただきました。東区は、東区社会福祉協議会さまと連携をし、食料品の調達をお願いし、パッキング作業は、にいがたお米プロジェクトのボランティアさんと一緒に行いました。それぞれ準備が間に合い、12月下旬に発送することができ、多くの感謝の声が届きました。また、この事業を通じ、「LINE」で400件程のひとり親家庭の皆さんとつながることができましたので、引き続き情報提供を中心に支援を進めた行きたいと考えています。

活動日数 12

支援対象者実人数 1236

支援対象者延べ人数 1236

参加ボランティア実人数 20

参加ボランティア延べ人数 100

本助成金による活動の成果
活動概要にも記載しましたが、利用者から多くの喜びの声が届きました。コロナ禍において、先が見えない不安感を持ちながら、懸命に子育てをしながら生活をしているひとり親の皆さんには、経済的な食料支援が必要なことであったことはもちろんですが、誰かが支援をしてくれている、誰かが応援をしてくれている等の心の支えとしてこの「歳末ひとり親家庭支援食料便」が機能したと考えております。また、子供たちの冬休み期間に間に合い、おでんや鍋の素、おもち等、冬の食卓に必要なものを詰めることができ、本当に喜んでいただきました。利用者からは「クリスマスプレゼントをもらったみたいで嬉しい」「お正月が楽しく過ごせます」などの声も届きました。食料品を届けることは、ただの物を送るだけではなく、暖かく優しい気持ちも一緒に届けることができました。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
今回の「歳末ひとり親家庭食料便」は、様々な団体より助成金を含めた支援をいただき実現をすることができました。また、他団体との連携をすることによって、より多くのご家庭に支援をすることができました。今後は、低予算の中で、どのように継続的に多くの家庭へ支援ができるのか考えなければなりません。継続的支援に必要な仕組みづくりが不可欠です。また、「LINE」で約400世帯の生活の厳しいひとり親家庭とつながることができたことから、有益な情報発信を行政や他のNPO団体と連携して積極的に行っていきます。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://ja-jp.facebook.com/pages/category/Product-Service/%E3%81%AB%E3%81%84%E3%81%8C%E3%81%9F%E3%81%8A%E7%B1%B3%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88-590801597985865/