安芸地区共生社会実現事業の一環としてフードバンク事業

団体名 特定非営利活動法人 FOOT&WORK

都道府県 広島県

助成額 344,223円

活動開始日 2020/9/1

活動終了日 2021/3/31

助成金で行った活動の概要
第1回目の助成事業同様、新型コロナウィルス感染拡大防止のための安全対策を講じ、受取・受渡方法の工夫および企業様に向けた啓蒙活動を実施している。第2回目の活動期間では、引き続き、安全対策を講じ、活動自体が必要以上に制限されることなく継続できるよう工夫を凝らした。継続することで、コロナ禍による経済的な圧迫等を被った方々に対し、健康を維持しながら暮らしていくための支えになることを目指し、尽力してきた。毎週水曜日に提供元を訪問し食材を回収。企業様によっては搬送や搬入のご協力を頂いている企業も増えてきている。木曜日に食材を必要な団体へ提供している。

活動日数 57

支援対象者実人数 500

支援対象者延べ人数 5000

参加ボランティア実人数 5

参加ボランティア延べ人数 119

本助成金による活動の成果
活動継続することで、食関連課題を抱えている方々からの相談が多数寄せられた。安芸地区の自治体と協力し、生活に困窮している方々に食材を届けることができ、併せて、他支援が必要である課題に対し、自治体と共に取り組むなど地域社会の中で、食の問題をはじめ、暮らしやすい街づくり・共助の取り組みについて試行している状況である。年末年始の連休等で得られた経験をこの度5月の大型連休時にも反映させ対応策を掲げ取り組むことができている。このように、本活動が活性化していくことで、協力企業様からの申し出も増え、企業側としては食品ロス対策になり、食不足の方々にとっては飢餓・貧困の課題に対し僅かながら支えになっている状況である。コロナ禍で減収となった方が自治体にも多数相談に来られており、一時的な対策に一躍を担っている状況である。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
継続的に必要な経費(ガソリン代等)については当面NPO法人内の資金にて対応し、本活動の主旨について啓蒙活動を継続ていきたい。最近は、防災備蓄品のご提供も多く、使用しなかった防災備蓄品の活用についても、今後さらなる有効化を検討していきたい。コロナ禍の影響については、引き続き対策が必要であると思われるため、必要時には対応できるように現在は防災備蓄品も活用し対応していく。自治体やHPおよび口コミで当事業を認知された方の相談に対応し、一時的な支援に終わらないよう内容に応じて活用できる資源を紹介し繋ぐとともに、必要な食材を個人や団体に提供していく。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://footandwork.com/index.html