都道府県 大阪府
助成額 1,000,000円
活動開始日 2020/9/2
活動終了日 2021/3/31
助成金で行った活動の概要
コロナの影響で減収している生活困窮者やヤングケアラーなどの子供のいる世帯、濃厚接触者になり在宅での待機を求められた人たちに食材を提供し、見守りや、生活支援を図った。また、常設型フードバンクとして食品を保管できるように業務用冷蔵庫を購入、生野菜やケーキなどレトルト以外の食材も受け入れることができ、支援の幅が広がった。また、お米を図ったり、梱包するなどの作業を引きこもりの若者たちに依頼し、支えられていた人たちが支える側に回る新しい担い手として活動を行った。①業務用冷蔵庫の購入 ②新型コロナウイルスで生活困窮に陥った総合福祉資金コロナ特例の貸付延長シャーのモニタリングとして定期的に食材支援を行った。 ➂子ども食堂やヤングケアラーなどの子育て世帯へ宅食時に食材支援を行った。 ④新型コロナウイルス陽性者の濃厚接触者への在宅待機期間中の食材支援を行った。 ⑤シングルマザー支援としても喜ばれた。 ⑥ホームレスの人たちへの見守りなどにも活用した。 ⑦制度として支えることが困難な外国人への支援として特に技能実習生への支援にも役立てた。
活動日数 208
支援対象者実人数 2938
支援対象者延べ人数 3351
参加ボランティア実人数 22
参加ボランティア延べ人数 96
本助成金による活動の成果
① コロナの影響で困窮した人への総合福祉資金の貸付延長時に毎月食材を渡すことでモニタリングを行い、就労支援や転宅支援など継続的な支援を行うことができた。 ② 子ども食堂が開催しにくい状況の中で気になる世帯への配食を行うことでヤングケアの生活支援や学習支援などにつなぐこともできた。 ➂ 市内の一人暮らしの大学生や母子福祉会などを通じて生活困窮を支えるとともに新たなつながりができね学習支援などのボランティアとしても活動いただけた。 ④ 常設型フードバンクの設置により業務用冷蔵庫を設置したことで生モノやケーキなどの受け入れも行えるようになり、作業についても引きこもりの若者たちの中間的就労としてお米の梱包などを行うなど就労体験にも役立った。 ⑤ 外国人支援のツールとしても役立てることができ市役所や国際交流協会などとなんでも相談会開催時にもフードバンクを活用した。
事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
食を通じて見守りを行うことで支援を拒否しがちな人たち(ヤングケアラー、ホームレスなど)ともつながることができるようになった。多くの市民にフードバンクの事業が浸透し、市内のスーパーや生協などでもフードドライブが行われるようになった。長引くコロナの状況を踏まえ、継続的な支援の呼びかけが必要となってくる。また、これまでなかなか実態把握が困難であった外国人とつながったことで令和3年度外国人の生活実態調査を行うことにつながった。
助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.facebook.com/527809624060925/posts/1731792960329246/