都道府県 東京都
助成額 100,000円
助成金で行った活動の概要
①「おしゃべり電話」・・・ご高齢の方と電話でおしゃべりする。多くの方がコロナで人と話せなくなって寂しいと訴えられた。声を聴くだけでも嬉しいと言われた。受信が主だったので、これによる電話料は掛からなかった。②慰問ハガキの送付・・・コロナ以前、傾聴活動で訪問していた施設の方々に「私たちはあなたのことを思っていますよ」というメッセージを送りたい、という想いから始まった。そのハガキに絵を描いたら慰めになるかも知れないと思ったが、スタッフは皆描けない。そこで、練馬区社協ボランティアセンターにご相談したところ、描ける方にたくさんつないで下さった。キッズ、中高生、子育て中のママさん、高齢者センターの利用者さんetc.と日を追うごとに増えていった。5か月間で15の高齢者施設と2名の個人宅に合計200余枚お送りした。その後もハガキと新たな描き手さんが増えている。こうした方々との交流やボランティアに興味を持った高校生とお話しする機会があったのも大変嬉しかった。ハガキを受け取られた方からお礼状を頂き、ボランティアさんに届けて喜ばれた。③ZOOMで高齢者の方やケアラーさんとお話しできたらと企画したが、5か月間で一件の問い合わせもなかった。時期尚早だったのか、宣伝が足りなかったのか、混乱しているこの時期にはそもそも無茶な企画だったのか・・・? できたのは、スタッフのZOOM勉強会だけだった。しかも無料アカウントで実施したので、費用は掛からなかった。
本助成金による活動の成果
①消耗品費(私製ハガキ、コピー用紙、封筒、ラベルシートなど) 9,515円②印刷費(広報チラシ作成など) 600円③通信費(切手代など) 38,474円④研修費(電話傾聴に特化した研修) 10,820円⑤会場費(無料会場が取れず止む無く) 6,440円 合計 65,849円
寄付してくれた人へのメッセージ
私どもはコロナ以前は高齢者施設を訪問し、1対1で傾聴をさせて頂くボランティア活動を行っておりました。ところが感染症予防対策として訪問が不可となり、あの方々がどう過ごされているか大変気になりました。訪問できなくてもお慰めできる方法はないものかと地元社会福祉協議会ボランティアセンターにご相談したところ、当助成金を頂けることになりました。それを財源に新たな活動を実現できたことは大変幸運でした。。この活動で新たなつながりが生まれ、その輪もどんどん広がっていることにスタッフ一同喜びと感動に包まれています。助成期間が終了してもこの活動は終わらせられない気持ちで、今後も工夫して何とか続けていきたいと思っています。素晴らしいチャンスを与えて頂き、心から感謝申し上げます。誠にありがとうございました。