新たな活動のためのツール・資材等の整備

団体名 新座市北部第二地区地域福祉推進協議会

都道府県 埼玉県

助成額 100,000円

助成金で行った活動の概要
 当団体では、新型コロナウィルスの影響で市内公共施設の利用に制限があり、「集まれなくてもつながる方法」として、オンライン会議ツール「Zoom」を取入れ、「地域ささえあいネット」事業を令和2年7月から再開することができました。これは地区内外の地域住民と専門職が「顔のみえるつながり」をつくるため、月に1回行っている情報交換会・学習会です。(実施した活動)7月7日:情報交換会「コロナ後の地域福祉を考える」8月4日:情報交換会「Zoomにつなごう!」9月1日:学習会「これからの住民参加について考えよう!」10月6日:学習会「バーチャル観光を通して考える防災、復興」11月10日:学習会「社会福祉士の視点でみる子ども食堂、地域の居場所づくり」12月1日:学習会「新座における障がい者の『職場参加』の取り組み」1月12日:情報交換会「オンライン新年会」 令和2年10月からは、本助成金で購入した集音機等の機材により、対面会場での参加とZoom参加を組み合わせた、いわゆる「ハイブリッド」型の開催を試行しています。こうした開催のためには、活動専用のパソコンやマイク等が必要で、本助成金を有効活用させて頂きました。 Zoomの取り入れ、また「ハイブリッド」型の開催は、参加者のパソコンスキルや情報通信環境の整備等が必要となります。日頃パソコン等のツールに慣れていない住民もいるため、楽しむ要素を盛り込み、徐々にツールや機材に親しむところから、取入れをはかってきました。韓国や、岩手県等、遠方のゲストとも交流ができ、外出が難しい方の参加が得られるようになったことは、オンライン開催の思わぬ利点でした。 令和3年1月から緊急事態宣言が再発出されました。上記の学習会の経験を基に、今後は定例の会議(運営委員会等)やイベント等にも同様の仕組み・方法を取り入れられるよう、工夫をしていきます。※新座市社会福祉協議会ホームページ(下記URL)掲載の「きたにかわらばん」第76号(令和2年11月)に本助成を受け活動を行ったことの記事を掲載しました。http://www.niizashakyo.or.jp/keikaku/kita2/kita2kawaraban.htm

本助成金による活動の成果
 上記活動に伴う「新たな活動のためのツール・資材等の整備」として、・スピーカーフォン会議用マイク(対面参加用の集音機):12,980円・ウェブカメラ:4,999円・ノートパソコン:69,753円・ヘッドセット(スピーカー用マイク):3,280円・ノートパソコン用マウス:1,950円・ウィルスバスター1年版:6820円・USBHUB:1078円 ※差額は補填 以上を購入し、活用させていただきました。



寄付してくれた人へのメッセージ
 昨年の緊急事態宣言後、本団体の活動も一時、休止を余儀なくされました。地域の団体・個人が、互いの状況を知ることすらままならないなかで、本助成金により再開した「地域ささえあいネット」は貴重な情報共有の場、活動再開のきっかけとなりました。 お金はもちろんですが、外部からの応援があるということに、大変勇気を頂き、力づけられました。地域福祉の活動はあくまでも対面がメインですが、新型コロナの状況等で集まれない場合の「サブシステム」として、オンラインによる交流ができるようになったことは、本助成金による支援のおかげです。最新の情報ツールに親しむきっかけにもなり、今回身につけた「新たな対処法」を活かし、さらなる地域活動の充実に努めていきます。 寄付・応援をいただいた皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。