新たな活動のためのツール・資材等の整備

団体名 まほら子ども食堂

都道府県 愛知県

助成額 100,000円

助成金で行った活動の概要
愛媛県内6名の学生に対して食料品や日用品の配布を行いました。そのうち2例をご報告します。1児童養護施設出身者の学生専門学校に進学したが家賃や学費全てを自分で払っており、貯金も入学の準備で底をついている状態。高校の養護教諭から相談あり、支援を行う。・登校やアルバイト活動に支障が出るため、自転車を購入して配布。・定期的に食料品や日用品を届ける。・生活福祉資金などの制度の説明や申請作成の助言をLINEを通じて行う。・気分の浮き沈みがみられる時は臨床心理士のカウンセリングを紹介して繋げる。2親と死別した兄弟親と死別して2人暮らしとなる。兄は成人生しているが、弟は学生。料理をはじめ家事の経験はわずかであり、生活と心理的支援が必要である。地域包括支援センターより相談あり。・定期的に食料品や日用品を届ける。・LINEを使用して生活相談を行う。・近隣で実施している子ども食堂の紹介

本助成金による活動の成果
・学生に配布する食料品、日用品(65,795円)・学生に配布する自転車(26,208円)・事業に必要な消耗品や備品、感染対策用品(9,887円)合計101,890円



寄付してくれた人へのメッセージ
この度はご寄付いただきましてありがとうございました。対象人数は決して多くはありませんが、様々な出来事や新型コロナの影響により想像できないほど過酷な家庭環境に置かれている学生の支援を行うことができました。食料品を渡すときに学生からお金の出所を聞かれて説明すると「僕を支えてくれる人が日本中にいるんですね」という言葉を聞きました。このような体験から、「自分が困った時は誰かに助けを求めよう」という力(受援力)を身につける結果にもつながったと思います。皆様の応援のおかげです。本当にありがとうございました。