“乳幼児のママと子どものための 「たのしくあ-そ-ぼ!!」親子あそび&ママのしゃべり場”

団体名 NPO法人 MiKOねっと

都道府県 埼玉県

助成額 374,571円

活動開始日 2023/5/16

活動終了日 2024/3/12

助成金で行った活動の概要
コロナ禍で家庭にひきこもりがちな子育て中のお母さん方が孤独な子育てに陥らないように、子育て中のママたちがつどい、不安や悩みを語り合いみんなで子育ての楽しさを共有できる場として、「たのしくあ-そ-ぼ!!」親子あそび&ママのしゃべり場を23回開催しました(24回の予定でしたが、雪で1回中止になりました)。開催時間は10:30~11:45。プログラムは、①手遊び・わらべうた、親子体操・リズム体操(うさぎ、うま、汽車、きんぎょ、かめ、なべなべそこぬけ、ラララぞうきんなど)、②集団あそび(じゃんけん列車、貨物列車、パラバルーンなど)、③自由あそび(マット、トンネル、フラフープ、新聞プールなど)、④絵本・布芝居の読み聞かせ。その他季節の行事の工作など適宜。「ママのしゃべり場」は、テーマを決め2回実施(1回目:自己紹介ゲーム「喜怒哀楽」、2回目:子育てで今一番悩んでいること)。その他は、ママ同士の自由なおしゃべり。年度の最後に、子どもの豊かな感性を乳幼児期から引き出すために、0~2歳未満の親子で、はじめてのお芝居「ふうふうあーん」を鑑賞しました。子どもたちが笑顔であそび楽しむ姿をみたり、お友だちとの関わりも増えていく様子を見て、ママさんたちも気持ちが和んだり、ママさん同士のおしゃべりも楽しみ子育ての楽しさを共有できる居場所になったと思います。

活動日数 23日

支援対象者実人数 49人

支援対象者延べ人数 448人

参加ボランティア実人数 8人

参加ボランティア延べ人数 141人

本助成金による活動の成果
登録者数は、23組の親子49人でしたが、毎回の参加者は10組前後でした。乳幼児期の参加は、天候や健康に左右されるため、やむを得ない状況もあります。年度初めには不安そうにしていた子どもも、回を重ねるにしたがい、手あそびや親子体操をママと一緒に手振り・身振りで楽しむ様子が見られるようになりました。最近では、お友だちが会場に入ってくると出迎える子も出てきました。毎回のプログラム最後の絵本の読み聞かせはよく集中しています。特に、「はじめてのお芝居」鑑賞後の次の回は、布芝居2作品に本当に集中して見て楽しむ様子が見られ、「はじめてのお芝居」鑑賞の効果は抜群でした。回を重ねるごとに子どたちの成長がみられ、また、ママ同士の交流も進みとても有意義な会になりました。以下は、参加者の感想です。「同じ年齢の子どもさんと月2回あそべるのが、子どもにとっても、親にとっても、とてもよい時間でした。」「季節の行事の豆まきや新聞びりびりなどお家でできないことがとても楽しかったです。」「はじめての お芝居は、最後まで見られるかドキドキでしたが、夢中になって楽しむことができ驚きました。お家に帰ってからも、ふんわふんわふんわり~♪とうたっていて、とて も楽しかったんだなぁと思いました。」「ママさんたちとお話できてよかったです。」「年間を通して子どもの成長が実感できてよかった。」「季節の行事の工作もあったり、ママのしゃべり場など自分にとっても楽しく“ホッ”とできる場となった」などなどたくさんの意見が寄せられました。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
コロナ禍を経て、子育て中の親子の関わりは、やはりリアルな対面で人と人のふれあいなくしては成立しないことが実感されました。乳幼児期の発達に則したプログラム内容にしていますが、この広場に集まった子どもたちの笑顔を見ていると、もっとたくさんの子や親が交流できる場にしたいと思います。周知方法に一考が必要かと思いました。最近は、働くお母さんも増え、平日の午前中お家にいる親子も少なくなっていますが、まだ、お家に籠っている方々もいるのではないかと思います。プログラム内容としては、手あそび・わらべうた、親子体操、集団あそび、自由あそびは毎回実施しています。乳幼児期の子どもは繰り返し同じことをやり、自分がどんどんできるようになることに喜びを感じるようですので、基本は変えませんが、ママの要望として「お家ではできないあそび」「季節の行事の工作など」がありますので、いろんなことに取り組み、乳幼児期から楽しい体験をたくさん重ねていけるよう毎回のプログラムも工夫していきたいです。登録しても定期的に参加されない方も多いのですが、より集いやすい会にするために「どうしてなのか」、お話を聞いて対処していきたいと思います。



寄付してくれた人へのメッセージ
この度は、助成をいただき誠にありがとうございました。未就園児の親子の集い、 あそぶ場が確保でき本当に嬉しく思っています。乳幼児期は食育も大切な課題の 一つです。心身ともに健全な暮らしができることが乳幼児期には大切なことを参 加者にも今後も伝えていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。