赤羽根家の中心的存在の、やさしいおばあちゃん。家族のために赤い羽根の助成のことを知り、いまでは自分も高齢者向けのさまざまな活動に参加するように。手芸友達とのお茶会が毎週の楽しみ。実は昔、校長先生だった。

男は代々、髪の毛がハネるクセがある。昔は豪快な性格で、武勇伝もたくさんあるが年齢を重ね、今は丸い性格に。軽度の認知症を発症し、自宅で介護を受けながらも週末は地域の環境美化のため活動している。孫たちに甘いおじいちゃん。

事故をきっかけに通うようになった福祉施設で、いまは事務の仕事をしている。家にいる時間も増え、子どもたちとの時間がなによりの楽しみ。丸メガネがここ最近のトレードマーク。膝の上にほぼいつも猫のフクがいるが、いないときもある。

フルタイムで働く保育士さん。休日は子ども食堂のスタッフをすることも。仕事のときは赤いエプロンで気合いを入れる。明るく活発な性格で家族のムードメーカー。ねねちゃんが、かいくんの面倒をよくみてくれるので助かっている。

お母さんのあかねさんと一緒に子育てサロンに行ったり、子ども食堂に行ったり、地域に友達がたくさん。ねねちゃんは弟が大好きなお姉ちゃんで、かいくんもねねちゃんになついている。かいくんはつかまり立ちと伝い歩きができるようになってきたので目が離せなく、ねねちゃんが張り切ってお世話をしている。ねねちゃんはお母さん似だけど、かいくんはおじいちゃんに似ている。

貢さんが仕事で出会った動物愛護のNPO から引き取ってきた猫。貢さんのひざの上が大好き。

子どもたちが巣立ったあと、心之助さんが認知症を発症して老々介護をしていたが、貢さんの事故により孫たちも引っ越してきて一気に賑やかに。心之助さんが認知症カフェに通うようになってから、安子さんも高齢者サロンに通うようになって手芸友達ができた。

かいくんが産まれた頃、貢さんが交通事故に遭い車椅子生活になり貢さんの実家の近くに引っ越した。福祉に手厚い街で、さまざまな活動や施設を利用しながら、あかねさんは結婚して辞めていた保育士の仕事に復帰。ねねちゃんは子育てサロンで出会った友達と一緒によく子ども食堂へ行く。