街頭募金のすすめ方

【対象】募金ボランティア、助成を受ける団体、共同募金担当者

「募金」と聞いたときに多くの人が思い浮かべるのが、街頭募金なのではないでしょうか。
10月の共同募金運動開始時期を中心に、駅やスーパーなど、町のさまざまな場所での街頭募金に取り組んでいる地域も多いと思います。しかし、「歩いている人は通りすぎるばかりで、なかなか振り向いてもらえない…」など、実際にはさまざまな悩みを抱えがちなのも街頭募金です。
そんなときには、地域からの信頼が厚い町内会長や民生委員さんなど、「地域の顔」となるキーマンに、呼びかけに協力していただきましょう。知っている人からの呼びかけであれば、立ち止まってもらえる可能性も高くなります。
また、街頭募金をする際に、呼びかけが、ただ「募金お願いします」だけになっていないでしょうか?そこで、共同募金の助成を受けて活動を行う団体に募金を呼びかけてもらうことで、共同募金の使いみちを地域の人たちに知っていただき、共感を生みだすきっかけとしましょう。団体側にとっても、共同募金が市民一人ひとりからの心のこもった寄付であることを、あらためて感じとっていただく機会となります。
  • 「地域の顔」となるキーマンに参加してもらう。
  • ただの「募金お願いします」から『○○のために』募金お願いします」へ。
茨城県・下妻市共同募金委員会での取り組み事例
茨城県下妻市のガールスカウト茨城県第42団では、小学校1年生から6年生まで22名が街頭募金に取り組みました。 活動前には,市町村共同募金委員会職員からの赤い羽根共同募金の使いみちの説明にしっかりと耳を傾け、高学年の団員が低学年の団員の活動をフォローしながら協力して活動を行いました。声かけに対し足を止め、募金をしてくれる方が多く、団員全員の募金箱に順番に寄付をする寄付者もいました。