2024年度 社会貢献セミナー
「企業とNPOのそれぞれの強みを活かした協働による被災地支援」
~それぞれの仕掛けや取組み背景を掘り下げる~
◆開催趣旨
2024年は、1月1日の能登半島地震に始まり、7月の東北での大雨災害、8月の日向灘地震、さらに奥能登豪雨災害など、多くの災害に遭遇した年となりました。
世界的な気候変動の影響もあり、地震や台風だけではなく、近年は線状降水帯の発生に伴う集中豪雨による水害も各地で頻発しています。
災害は、被災地域に人的、物理的な損害を与えるとともに、貧困や経済格差、孤立などの様々な社会的課題も顕在化させる契機になっています。
一方で、発災時には多くの企業やNPOが、それぞれ立場で被災地支援に動いており、能登半島地震の被災地においても、顕在化した様々な社会的課題に対応すべく両者の協働事例が多く見られました。また、災害による死者や被災者数を大幅に削減させることは、「国連の持続可能な開発目標(SDGs)」にも含まれる達成目標の一つであり、特に近年大規模な災害に見舞われている日本においては避けて通れない問題であることを踏まえ、より一層、それぞれの強みを活かした協働による被災地支援の取組みが求められます。
本「赤い羽根 社会貢献セミナー2024」では、能登半島地震の被災地での協働事例や支援の取組み事例をもとに、今後の被災地支援のあり方やより良い協働について考える契機としたいと考えます。
【概 要】
◆日 時 2024年12月23日(月) 14時30分 ~ 17時30分
◆参加方法 会場参加・オンライン(zoomウェビナー)併用開催
◆会 場 全社協第3~5会議室(東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル5階)
◆主な対象 企業の社会貢献担当者、従業員寄付者、個人寄付者、NPO等活動団体、助成団体、中間支援団体、その他社会貢献に関心のある方
◆プログラム & 登壇者
14:30 1.主催者挨拶(中央共同募金会)・オリエンテーション(10分)
14:40 2.中央共同募金会 情報提供(20分)
共同募金会の被災地支援などの寄付・助成プログラムについて
14:50 3. 基調講演(30分)
【テーマ】「SDGsの災害に係る達成目標を踏まえ、企業や経済界がどのような視点で取組みをすすめているのか」
【登壇者】正木 義久氏(一般社団法人日本経済団体連合会 ソーシャル・コミュニケーション本部長)
15:20 4.パネル・ディスカッション(事例報告、質疑応答、休憩含む)(約1時間30分)
【テーマ】企業とNPOのそれぞれの強みを活かした協働による被災地支援
~それぞれの仕掛けや取組み背景を掘り下げる~
【コーディネーター】金田 晃一氏(株式会社NTTデータグループ サステナビリティ経営推進部 シニア・スペシャリスト)
【事例報告者】(ご登壇予定順)
・東井 孝允氏(穴水町甲復興団 団長)
・東郷 琴子氏(パナソニック オペレーショナルエクセレンス株式会社 企業市民活動推進部 ソーシャルアクション推進課長)
・外間 孝次氏(一般財団法人H2Oサンタ 事務局長)※阪急・阪神百貨店をはじめとするエイチ・ツー・オー リテイリンググループの社会貢献団体
・肥田 浩氏(一般社団法人OPEN JAPAN 理事長)