2018年10月16日
去る10月7日、「発達障害当事者会フォーラム2018in広島」が、広島県広島市で開催されました。
主催の発達障害当事者協会では、赤い羽根福祉基金の助成により平成30年度から「発達障害当事者会と行政・支援者との全国ネットワーク形成事業」に取り組んでおり、このフォーラムはその事業の一環として開催されたものです。
当日は、発達障害当事者やその家族、支援機関やNPO団体の専門職、行政職員など155人が参加、慈圭会精神医学研究所・青木省三氏による特別講演「大人の発達障害―ぼくらの中の発達障害」が行われたほか、全国の発達障害当事者会のメンバーが集い、当事者会(セルフヘルプグループ)としてのあり方や運営の工夫、発達障害者支援センターをはじめとする専門機関との連携方法などについて、意見交換が行われました。また、7月豪雨災害での経験から、災害時を見据えた備えや必要な支援・配慮についても資料が提供され、情報共有されました。
本助成事業では、発達障害当事者会のグループリーダーを養成する、「ピアリーダー研修会」を実施することとしており、11月10日、11日に大阪で開催される予定です。
また11月18日には、一般市民に向けたフォーラムの事業報告会が東京都内で開催されます。