「赤い羽根福祉基金」第4回(平成31年度)助成授与式を開催しました

中央共同募金会「赤い羽根福祉基金」第4回(平成31年度) 助成授与式を、平成31年4月24日(水)に開催しました。運営委員や審査委員が見守るなか、新規助成事業に決定した11団体に対して、中央共同募金会会長 斎藤十朗より、助成決定証書が授与されました。

はじめに、斎藤会長より、
「基金創設から4年目を迎えた。多くの応募から厳しい審査を経て選ばれた先駆的な事業であることに、自信を持って事業を遂行してほしい。寄付者である企業や個人の方々の思いを、十分な成果につなげて社会へも発信していただきたい」と挨拶しました。

 

「寄付者の皆様の期待に応えて邁進します」と助成先団体

続いて、上野谷加代子・赤い羽根福祉基金運営委員長から、
「赤い羽根福祉基金の助成事業には、3つの特徴がある。①公平、厳正な審査で選ばれたこと ②上限1千万円の大型助成であること ③社会を変え未来を変えていく活動であること。
たとえ小さな動きでも、常にこれらを意識して社会課題の解決をめざしてほしい」と、団体へのエールが送られました。

また、審査講評として、和田敏明・審査委員長が、
「今回の助成に先立ち応募要項を改訂し、『既存の制度や施策では対応できない社会課題に対して、先駆的で全国への広がりが期待できる事業へ助成する』という基金の目的を、より明確に応募団体へ伝えることができた。その結果応募数は減ったものの、より趣旨に沿った応募内容となった。その中で選ばれた助成事業は、『すぐに課題解決に向けて走り出せる活動』であることを評価した。皆さんの取り組みが、広く市民に浸透し、支援者を増やしていくことを期待している」とコメントしました。

これらのエールを受けて、助成先団体を代表して丸木久忠・釜石市社会福祉協議会会長が、

「寄付者の皆様の期待に応えられるように、他団体と連携をはかりながら、必ずしも福祉に関心のない方々へまで輪が広がるようなかたちで、安心して暮らせる社会の実現に向けて邁進していく」と決意を表明しました。

終了後の懇談会では、各団体同士や運営委員・審査委員との和やかな懇談が行われました。

「赤い羽根福祉基金」について    ※来年度の助成応募については、本会ホームページでお知らせします。

助成先団体、運営委員、審査委員の皆さん