2021年10月08日
令和3年7月1日から続く大雨によって、土石流の被害を受けた静岡県熱海市をはじめ、中国地方、九州地方など全国各地で土砂災害や浸水被害等の被害が発生しました。
この災害により、静岡県では熱海市、富士市に「災害ボランティアセンター」が、沼津市に地域住民による「地域ささえあいセンター」が設置されたほか、広島県、鹿児島県においても災害ボランティアセンター等において、ボランティアグループやNPO等による、救援・復旧のための支援活動が展開されました。
そうした状況を受け、中央共同募金会では、令和3年7月豪雨の被災地で活動するボランティアグループ、NPO等を資金面で支援するため、「ボラサポ・令和3年7月豪雨」助成にて、まずは新型コロナ感染症拡大の懸念されるために被災県内の団体を対象として助成事業を行いました。
その後、被災地の情報収集を行う中で、被災地の社会福祉協議会等からの要請に基づいて、被災県外から現地に入り活動する団体が一定数あることを確認したことから、「被災地の自治体や社会福祉協議会、JVOADや被災県内のボランティア活動で中心的な役割を担う中間支援組織からの紹介を受けた被災県外の団体」を対象とした助成を行うこととなりました。
被災県外の団体が被災地に入り活動を行うことについて、県外のボランティアを受け入れられる状況にあるかどうか地元の関係機関に判断いただくための手続きとして、今回の助成募集は「紹介制」といたしました。
このたび、被災県外から現地に入り活動する団体を対象とした助成には3件、131万円の応募があり、ボラサポ審査委員会の承認を経て、3件、120万円の助成を決定しました。
「ボラサポ・令和3年7月豪雨」助成(被災県外団体向け)決定団体については、下記をご覧ください。
「ボラサポ・令和3年7月豪雨」助成(被災県外団体向け)(短期活動)決定団体一覧(PDF)
なお、応募団体には個別に決定通知を郵送します。それをもって正式な助成決定といたします。