令和3年8月上旬の記録的な豪雨となり、全国各地で、河川の氾濫や土砂災害等による甚大な被害が発生しました。

　この災害により、青森県、長野県、島根県、広島県、福岡県、佐賀県、長崎県の7県24市町村に災害救助法が適用され、被災地に設置された「災害ボランティアセンター」では、民家及び水路の土砂の掻き出し、浸水した家屋から家財道具の搬出や清掃等の支援活動が展開されました。

　そうした状況を受け、中央共同募金会は、令和3年8月に発生した豪雨災害および9月5日の土石流災害の被災者支援活動を行うボランティアグループ・ＮＰＯ団体等を資金面で支えるため、「ボラサポ・令和3年8月豪雨」の寄付募集を開始し、企業や個人の皆様からのご寄付と、常時寄付募集を行っている「常設ボラサポ」へのご寄付の一部を財源として、8月27日～9月17日まで短期・助成額上限50万円の助成募集を行い、24件、合計1,157万円の応募がありました。
　そのうち、被災県外を所在地とする団体からの応募については、被災地の社会福祉協議会等からの要請に基づいて、被災県外から現地に入り活動する団体であることを必須条件として、「被災地の自治体や社会福祉協議会、JVOADや被災県内のボランティア活動で中心的な役割を担う中間支援組織からの紹介を受けた被災県外の団体」であることを確認し審査を行いました。

　今回の助成では、被災県内の団体を対象とした助成には7件、211万円の助成を決定し、被災県外から現地に入り活動する団体を対象とした助成には8件、273万円の助成を決定しました。

「ボラサポ・令和3年8月豪雨」助成決定団体については、下記をご覧ください。

助成決定団体について

「ボラサポ・令和3年8月豪雨」助成（被災県内団体）（短期活動）決定団体一覧（PDF）
「ボラサポ・令和3年8月豪雨」助成（被災県外団体）（短期活動）決定団体一覧（PDF）

なお、応募団体には個別に決定通知を郵送したします。それをもって正式な助成決定といたします。