東日本大震災
2011年3月11日 発生
死者数 15,899人
行方不明者数 2,527人
震災関連死者数 3,767人
建物全壊 121,992戸
避難者数(最大) 470,000人
避難者数 約42,000人(*1)
(*1)2021年1月29日現在
東日本大震災から13年が経ちます。
この間、中央共同募金会では、個人のみなさまや企業などからのご寄付をもとに、被災地で行われるボランティア活動や、震災の影響を受けてさまざまな課題や困りごとを抱える方々を支える活動を支援してきました。
平成27年からは「被災地住民支え合いサポート募金(ボラサポ2)」として、新たなコミュニティに移転した方々の孤立・孤独の防止や、元々の地域でのコミュニティ維持のための交流会や地域の行事、 また心のケアや生活支援として、傾聴の場や高齢者の健康づくり、生きがいづくりのための活動などに役立てられてきました。
さて、災害から13年が経過した今、ボラサポ2として実施してきた、被災地としてのコミュニティづくりの活動は、もともと赤い羽根共同募金運動が支援してきた、あらゆる住民が役割を持ち、支え合いながら生活していくことのできる地域コミュニティづくりの活動と、ほとんどが重なってきたと中央共同募金会では考えています。
つきましては、令和6年度からは、ボラサポ2としての寄付金の募集は終了し、通常の赤い羽根共同募金のなかで、引き続き支援を継続していくこととしました。
東日本大震災で被災した地域を選択して、赤い羽根共同募金に寄付することも可能です。
今後も、赤い羽根共同募金を通じて、被災地をご支援くださいますよう、心よりお願い申しあげます。
「ボラサポ2(被災地住民支え合いサポート募金)」は、東日本大震災の被災地(岩手県・宮城県・福島県)において、新たなコミュニティに移転した方々の孤立・孤独の防止や、元の地域でのコミュニティ維持のための交流会や地域の行事、 また心のケアや生活支援として、傾聴の場や高齢者の健康づくり、生きがいづくりのための活動を支える募金です。
これまでのご寄付額
(令和6年2月末日現在)
576,398,056円
これまでの助成件数と金額
(令和5年末現在)
5,278件 467,567,000円
令和6年3月30日をもって「ボラサポ2」としての寄付金募集は終了します。
「赤い羽根共同募金」による助成は継続しますので、引き続きご支援をよろしくお願いいたします。
※都道府県、地域を選んで赤い羽根共同募金に寄付することも可能です。
※決済システムの関係上、ご寄付額に上限下限があります。
※入力いただいたすべての個人情報は、SSL方式により暗号化処理されます。
◎「ふるサポ(赤い羽根ふるさとサポート募金)」でも、被災した3県(岩手県、宮城県、福島県)へのご寄付を受け付けています。ご寄付はこちらからお願いします。
令和6年3月30日をもって「ボラサポ2」としての寄付金募集は終了します。
口座名義を変更のうえ、受入口座は存続しますので、令和6年4月以降の入金については、岩手県、宮城県、福島県において、東日本大震災の被災地で活用される赤い羽根共同募金として活用させていただきます。
銀行名 | 口座番号等 | 口座名義 |
---|---|---|
三井住友銀行 ※1 | 東京公務部 普通 0162574 | 社会福祉法人中央共同募金会 復興支援共同募金 |
みずほ銀行 ※2 | 虎ノ門支店 普通 4230025 | 社会福祉法人中央共同募金会 復興支援共同募金 |
※1 三井住友銀行の本支店間の窓口、ATM(時間外や他行手数料、コンビニ等一部を除く)、SMBCダイレクトでの振込手数料はかかりません。
※2 みずほ銀行の本支店間の窓口及びATMにおける振込手数料はかかりません。
下記の宛先に送金をお願いいたします。
〒100-0013 東京都千代田区霞が関3丁目3番2号 新霞が関ビル5階
社会福祉法人 中央共同募金会 「復興支援共同募金」係
ご寄付に対して受けられる優遇措置は、以下のとおりとなります。
個人寄付の場合:所得税の所得控除または、税額控除
法人寄付の場合:法人税の特別損金算入
※詳しくは、下記をご覧いただくか最寄りの税務署へお問い合わせください。
寄付金の税制優遇について
これらの優遇措置を受けるには、確定申告書と本会発行の領収書を税務署に提出する必要があります。
領収書の発行をご希望される場合は、寄付申込書にご記入いただくか、下記必要事項をメール、お電話等でご連絡ください。
1.領収書宛名
2.領収書送付先名、住所
3.ご寄付使途(ボラサポ2、ボラサポ九州など)
4.ご寄付の方法(クレジット、銀行振込、現金書留)
5.ご寄付額
6.ご送金年月日
7.その他(ご意見等)
【ご連絡、お問い合わせ先】
中央共同募金会 基金事業部
電話 03-3581-3846 FAX 03-3581-5755
メール receipt@c.akaihane.or.jp
ボラサポ2では、岩手県、宮城県、福島県の3県におけるコニュニティの再生を支援するため、地元を中心とした自治会・町内会を含む地域のボランティア・NPO団体に対して、平成27年度~令和4年度までの8年間に、合計5,282件、約4億7千万円の助成を行ってきました。
助成件数 | 5,282件 |
---|---|
助成総額 | 473,262,000円 |
岩手県 | 宮城県 | 福島県 | 全国域 (中央共同募金会) |
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助成件数 | 347件 | 3,137件 | 1,797件 | 1件 |
助成総額 | 51,563,000円 | 259,271,000円 | 156,928,000円 | 5,500,000円 |
助成事業名:あのねサロン
活動期間:2018年5月~2019年3月
活動場所:岩手県大船渡市
皆様の募金により、「あのねサロン」を実施することができ、被災移住者の方も地域にとけ込むきっかけの場となりました。また、日頃一人暮らしの方々も様々な話をし、「体を動かし楽しかった」と大好評でした。
これからも、誰一人孤立することなく、お互いに支え合える地域づくりを目指して活動して参りたいと思いますので、今後とも応援よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
助成事業名:被災高齢者のリフレッシュ
活動期間:2018年5月~2019年3月
活動場所:岩手県盛岡市
今回の助成は、私たちにとって意義深いものでした。これまでの支援は、物的なものを他者から提供していただくものでした。それに応えるためにも、被災者自身の力で、心の復興を図ろうとするものでした。
集まった仲間同士のつながりは、予期せぬ以上の効果をもたらし、生きる力になっています。改めて深謝申し上げます。
※宮古市田老は、古くから津波被害が多く、津波太郎の異名がある。
助成事業名:真崎で地引網と宝探し
活動期間:2018年8月
活動場所:岩手県宮古市
東日本大震災後、海との関わりをなかなか持てませんでしたが、震災から7年以上が経過し、少しずつですが、海への拒絶感が取り除かれてきているように感じています。
漁業を生業とする地区に育った子ども達には、海とのふれあい、海から学ぶ体験は、故郷を愛しむ一生の宝となります。このような機会をいただき、海の楽しさや魅力を知っていただくことができました。海への脅威を少しでも払拭できたことは、大きな成果でした。
ありがとうございました。
助成事業名:砂押地区交流会
活動日:2018年9月
活動場所:宮城県石巻市
この事業を活用させていただき、当地区でコミュニティの醸成と地域の共助が進んでいます。ありがとうございました。
助成事業名:復興公営団地×周辺住民のつながりを深める交流イベント「家族でBBQ」
活動期間:2019年7月27日
活動場所:福島県福島市
おかげさまで、子どもも参加できるイベントとして、県営北沢又団地の避難者の皆さんと地元町内会、広域老人会の方々が楽しく交流することができました。ニュータウン町内会の有志で立ち上げたチーム地域みらいの初めてとなるイベントでしたが多くの方、特に子どもたちに喜んでもらえました。ご支援ありがとうございました。
助成事業名:料理づくりとお別れ会を開催する事業
活動期間:2019年2月20日~3月31日
活動場所:福島県いわき市
この度はご寄付を賜りまして誠にありがとうございまいした。双葉郡富岡町からの避難者・被災者でもある参加者たちが、笑顔でイベントを楽しんでもらえたことで開催してよかったと思いました。
助成事業名:北沢又団地 餅つき交流会
活動期間:2019年1月19日
活動場所:福島県福島市
初めて餅つき交流会を実施して故郷の懐かしい餅つき風景を思い出しながら、懐かしい味をみんなで味わうことが出来ました。ふだんあまり参加されない方もお誘いすることで、みんなで昔を思い出しながら入居者同士の親睦と交流をさらに深めることが出来ました。本当にありがとうございました。
助成事業名:はつぱら おたのしみ会
活動期間:2018年9月15日
活動場所:福島県南相馬市
おかげ様で多くの方に参加して頂き、大いに笑ってもらいました。講演後も美味しいお弁当を頂きながら質問や会話に花が咲き、楽しい時間を過ごすことが出来ました。2部落でしたが違和感なく楽しい時間を持てたことを感謝しております。ご支援ありがとうございました。
助成事業名:第14回 刈敷田ふれあい広場
活動日:2018年8月19日
活動場所:福島県相馬市
500名近い人たちが参加する大きなイベントになって地域の輪が広がっています。
隣接する災害公営団地とも協力してまた楽しいイベントを企画したいと思います。
ご寄付いただき誠にありがとうございました。
(赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」)
中央共同募金会では、被災地支援の取り組みの一つとして、被災地等で活動するボランティアグループやNPOのための支援金である、赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」(ボラサポ)を実施してきました。被災された方々に寄り添い、継続的に活動する団体を支えるため、国内外から44億円あまりのご寄付をいただき、延べ1万件近い活動への資金支援を行いました。
寄付にご協力いただいた皆さまに、心より御礼申し上げます
東日本大震災 災害ボランティア・NPO活動サポート募金(ボラサポ)記録書はこちら(8.3MB)
同記録書 軽量版はこちら(2.5MB)
共同募金会では、被災地で立ち上がった約150か所の災害ボランティアセンターに、災害等準備金により総額8億8000万円の支援を行いました。
中央共同募金会では、東日本大震災により死亡、又は行方不明の両親、父、母、又は親以外の方に養育されていた震災遺児で、小学校、中学校、高等学校、高等専門学校、特別支援学校、専修学校、大学(短期大学を含む)に在学中の方を対象として、返済の必要のない「震災遺児修学資金」の給付を行っています。
下記学校に在学中の方を対象とします。
① 小学校 ②中学校 ③高等学校 ④高等専門学校 ⑤特別支援学校(盲・聾・養護学校)
⑥専修学校(高等課程・専門課程) ⑦大学(短期大学を含む)
※専門学校は認可校のみ対象です。
1人年間28万2千円
※申請が年度途中であっても、1年間分を給付いたします。
申込みのあった学年から、大学第4学年終了まで
修学資金とは別に、小学校、中学校の入学時、高等学校の卒業時にお祝い金をお渡ししています。
・小学校・中学校入学祝金
小学校・中学校に入学するときに、入学祝金10万円を給付いたします。
※入学祝金のみの給付は行いません。
・高等学校卒業祝金
当該修学資金の給付、高等学校を卒業するときに卒業祝金10万円を給付いたします。
※高等学校とは、全日制、定時制、通信制、単位制、高等専門学校、特別支援学校の高等部及び専修学校の高等課程をいいます。
給付には申請が必要です。
中央共同募金会が把握している対象者にはご案内をお送りしていますが、ご案内できていない場合は、以下の書類をご郵送ください。
《書類の送付先及び連絡先》
〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル5階
社会福祉法人中央共同募金会 総務部 修学資金係
専用フリーダイヤル: 0120-768-660 (平日9:30~17:30)
専用メールアドレス: shikin@c.akaihane.or.jp
※この修学資金は、他の団体等から奨学金や一時金の貸付・給付を受けている場合でも、給付いたします。
中央共同募金会では、被災された方々へのお見舞いのための義援金を募集し、お預かりした義援金は、全額が共同募金会から被災県行政を通じて市町村に送金され、被災された方々にお届けしました。
中央共同募金会では、武田薬品工業株式会社の協力のもと、東日本大震災により被災3県以外に避難されている方々(広域避難者)への支援を行うことを目的に「タケダ・赤い羽根 広域避難者支援プログラム」を運営しています。
東日本大震災により被災した子どもの支援を目的に、ソフトバンク株式会社が2011年8月から開始した携帯電話のオプションプラン「チャリティホワイト」による寄付を通じ、岩手、宮城、福島の被災地における子どもの支援活動を行っています。
中央共同募金会では、ラルフローレン社のチャリティシャツによる寄付金を受け、「ボランティアセクターの活性化を通じた、東日本大震災における被害者の心理的なケア」と題したプロジェクトとして、4つの事業へのプロジェクト助成を実施しています。