令和2年7月3日以降、九州地方をはじめ広範囲に渡り甚大な被害が生じ、河川の堤防決壊等による洪水や土砂崩れ等の災害が発生しています。
この災害により亡くなられた方のご冥福を祈るとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
被災地では、新型コロナウイルスの感染拡大が収まる気配がないなかにあっても、災害救助法が適用された9県の被災地域では、被災家屋の復旧や仮設住宅等でのコミュニティづくりなど支援が必要な被災者の生活を支えるために、感染予防を強化しながら、ボランティアによる被災者支援活動が継続されています。
そうしたボランティアグループやNPO団体によって行われる被災者支援活動を応援するため、中央共同募金会では、「令和2年7月3日からの大雨による災害にともなう災害ボランティア・NPO活動サポート募金」(ボラサポ・令和2年7月豪雨)へのご寄付をもとに、被災者支援活動に対する助成事業を実施いたします。
被災地においては、新型コロナウイルス感染拡大の予防対策を図ることが必要であることから、被災地域の自治体、関係機関等が公表するボランティア活動に対する注意喚起や意向をふまえ、ボランティアグループやNPO団体の被災者を支援する活動を「支える人を支える」ための支援金へのご支援いただきますようお願い申しあげます。
「令和2年7月3日からの大雨による災害にともなう災害ボランティア・NPO活動サポート募金」(ボラサポ・令和2年7月豪雨)へのご寄付受付は終了いたしました。皆様からの多くのご支援、ご協力に感謝申しあげます。
◆ご寄付総額(2020年12月28日受付終了)
142,909,639円
●寄付者のご紹介
ご寄付をいただいた企業・団体・個人の皆さま
●ご協力企業等による寄付プログラムのご紹介
企業のご協力により、ボラサポ・令和2年7月豪雨災害の被災者支援活動への寄付プログラムを通じたご支援いただきました。
・ソフトバンク株式会社「令和2年7月豪雨災害支援募金プロジェクト」 ソフトバンクのスマホから”Tポイント”によるご寄付いただきました。
・日本航空株式会社(JAL)「令和2年7月豪雨被災者支援マイル」 JALマイレージバンク会員の皆さまから”マイル”でご寄付いただきました。
特定の災害への支援を指定ぜずに、災害発生時に被災地にて被災者支援を行うボランティアグループやNPO団体による活動を迅速に支えるために、赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」へのご寄付を常時受付けています。皆様からのご寄付にご協力をお願いいたします。
※ボラサポに対するご寄付は、特定公益増進法人に対する寄付として所得税、法人税の優遇の対象となります。
ボラサポの税制優遇はこちらから
【ご寄付の方法】
●銀行振込によるご寄付の場合
(Transfer Account)
金融機関:三井住友銀行
(Bank Code:0009, Bank Name:SUMITOMO MITSUI BANKING CORPORATION, SWIFTcode:SMBC JP JT )
支店名:東京公務部
(支店Branch Code:096, Branch Name:Tokyo Koumubu)
口座番号:(普通) 0162585
(Account No.:Saving 0162585)
口座名義:社会福祉法人中央共同募金会
(English Account Name:Central Community Chest of Japan)
※三井住友銀行本支店間での送金手数料は、ATM・窓口ともに免除となります。
※災害ボランティア・NPO活動サポート募金(ボラサポ)は、様々な災害に備え常時寄付募集を行っております。
「ボラサポ・令和2年7月豪雨」への寄付を指定して、銀行振込によりご寄付され、領収書を希望される場合は、必ず「寄付申込書」にご記入の上、メールかFAXにて本会へご送付ください。
寄付申込書はこちら(銀行振込用)
令和2年7月3日からの大雨により、災害救助法が適用された9県の被災地域では、地元のボランティアグループやNPO団体による浸水した家屋からの家財道具の搬出や泥出し、清掃などの活動が行われ、仮設住宅等に入居されている方々や在宅での避難生活を余儀なくされている方々への炊出しや配食、物資提供等の生活にかかるサポートが行われています。
一方で、新型コロナウイルス感染症予防の観点から、被災地域の自治体、関連機関よりボランティア活動に対する注意喚起等が行われています。
そうした状況をうけて、中央共同募金会では、企業や個人の皆様からのご寄付をもとに、「令和2年7月豪雨災害」の被災者支援活動を行う、ボランティアグループ・NPO団体等を資金面で支援するため、「ボラサポ・令和2年7月豪雨災害(令和2年7月3日からの大雨による災害に伴うボランティア・NPO活動サポート募金)」助成事業を行っています。
~被災地の状況や情報をよく確認のうえ参加するようにしてください~
災害ボランティア活動は、個人個人の自由な意思に基づいた活動であることが原則です。
しかし、新型コロナウイルス感染が懸念されている現在の状況下では、災害ボランティア活動を進めることで、感染を広めてしまう恐れがあります。特に今回の被災地域は、人口に占める高齢者の割合も高く、感染の広がりが被災地の住民の命を脅かす事態を生じさせかねません。
そのため、今回の災害における今後のボランティア活動については、被災自治体等の意向をふまえ、被災地の状況や情報をよく確認のうえ参加するようにしてください。全国社会福祉協議会、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)、くまもと災害ボランティア団体ネットワーク(KVOAD)からも注意喚起が行われています。
7月3日からの豪雨により、各地で記録的な大雨となり、河川の堤防決壊等による洪水や土砂崩れ等の災害が各地で発生しました。
この災害により亡くなられた方のご冥福を祈るとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
中央共同募金会では、被災された方々の支援のため義援金を募集いたしておりましたが令和3年3月31日をもちまして受付を終了いたしまた。
この間多くのご支援を賜りましたことに感謝申し上げます。
なお、熊本県共同募金会では引き続き義援金募集を行っております。