名称 | 地域歳末たすけあい運動 |
実施期間 | 令和5年12月1日~12月31日 1か月間 |
募金目標額 |
41億203万8,147円 |
寄付金の受付 |
寄付金は、最寄りの共同募金会の窓口で受け付けています。 「Yahoo!ネット募金」(クレジットカード、Tポイント)からも募金ができます。 |
寄付金のつかいみち |
(1)地域の福祉ニーズをもつ方(世帯)への支援 |
実施要項 | |
推進主体 | 社会福祉協議会、民生委員児童委員協議会、共同募金委員会を中心に、地域実情に応じて必要な組織 |
様々な事情から外出に困難を抱える高齢者がいるという新たな地域課題への取組として、貸し切りバスを手配して『買い物ツアー』を実施しました。参加者からは「地区のデマンドタクシーがコロナ禍で中止になっているので、とても楽しみにしていました」「免許証を返納したことでこんなに生活が不便になるとは思っていませんでした。今回、普段買えない重いものを買えてよかったです。また実施してほしいです。」といった声がありました。(※デマンドタクシーは、令和5年7月より再開しました)
こども園と地域住民の交流ができない時期が長く続きましたが、「書初め教室」で地域の方を講師に迎え、初めての書道を楽しめたことで、子ども達にとって、地域のぬくもりを通じて「書」に親しむ良い機会となりました。子ども達は、地域の方から、半紙・下敷き・文鎮などの道具の説明や筆の持ち方、動かし方をわかりやすく丁寧に教えていただき、日本の伝統的な「書」に触れることができました。また、地域の方が自分たちのために時間を割いてくださったことで、いつも温かく見守ってくれているということの理解につながり、改めて感謝の気持ちを持つことができました。
市内に居住する外国人や外国にルーツがある人と地元住民が、それぞれのクリスマス料理を持ち寄るクリスマスパーティーと、バラの巻き寿司や出し巻き卵作りを学ぶ日本料理教室を開催しました。多様な国、世代、性の人たちが交流する場で、それぞれの国の食や文化を学ぶことで、参加者同士がお互いの地域の食文化に興味を持つことができ、多文化共生の社会づくりのきっかけになりました。同じ地域で居住する仲間として、互いに助け合い、協力し合える関係を構築していくことで、誰もが暮らしやすいまちになっていくと考えています。
1906(明治39)年、救世軍の山室軍平中将が「日露戦役中は、前線の兵士に慰問袋を送り、戦勝の今は貧乏と戦う貧困家庭を慰問激励しよう」と提唱したのが、歳末たすけあい運動の起こりと言われています。それに応じた毎日新聞(注・現在の毎日新聞とは異なる)が、紙面を通じて同情金を募集し、一般の人々に呼びかけました。その後、昭和初期の世界的な不況が契機となって、全国各地に方面事業助成会の主催する歳末同情週間が広まりました。この寄付金で、気の毒な人たちなどに餅などが配られましたが、戦争が激化するに従い、この募金は中止されました。
戦後、混乱した社会経済状態の中で、戦災者、引揚者、傷痍軍人、失業者など、助けを必要とする多くの人々がおり、その日常生活は非常に悲惨でした。このため、政府の提唱で、「国民たすけあう運動」を展開しようという計画が進められました。また、全日本民生委員連盟でも、「歳末同情運動」を計画しました。
しかし、同時期に共同募金運動の計画が進められており、厚生省の調整のもとに、「共同募金」としてまとめられ、「国民たすけあい共同募金運動」として、共同募金が始まりました。この動きとともに、共同募金とは別に、再び歳末同情品を募集する動きが各地で自然に起きてきました。これが、地域歳末たすけあいの起こりです。その後、民生委員・児童委員協議会が主催する歳末たすけあい運動として発展していきました。全国各地で、歳末時期に、生活相談、健康相談、就職斡旋、生活困難者への慰問・激励など、幅広い活動が行われました。
1959(昭和34)年、歳末たすけあい募金が、共同募金の一環となり、歳末たすけあい運動の内、「寄付者からの寄付金や品物」に関し、共同募金として、各都道府県共同募金会や市町村共同募金委員会が取り扱うことになりました。
2015(平成27年)年に運動実施要項の改正が行われ、社会的孤立や経済的困窮の状態にある生活困窮者、虐待、権利侵害など今日的な生活課題を抱えた方々、東日本大震災や豪雨災害等により被災した方々への支援活動の展開や、その解決・予防に向けた住民の理解づくり、体制整備等をさらに推進する趣旨から、スローガンおよび実施方針の変更などが行われました。
2020(令和2)年、新型感染症によるパンデミックにより、社会的孤立や経済的困窮の課題が複雑化・深刻化しています。歳末たすけあい運動は、これまで以上にその役割が求められています。
年度 | 金額(単位:千円) |
H20(2008) | 5,207,336 |
H21(2009) | 4,987,852 |
H22(2010) | 4,851,018 |
H23(2011) | 4,797,872 |
H24(2012) | 4,644,037 |
H25(2013) | 4,585,456 |
H26(2014) | 4,451,340 |
H27(2015) | 4,391,668 |
H28(2016) | 4,302,732 |
H29(2017) | 4,211,534 |
H30(2018) | 4,111,642 |
R1(2019) | 4,016,572 |
R2(2020) | 3,699,150 |
R3(2021) | 3,688,990 |
R4(2022) | 3,631,142 |